猫が飼い主さんの手を押さえる意味とは?
猫が飼い主さんの手を押さえてくる時、どんな意味があるのでしょう?
- 意味1 止めてにゃ
- 意味2 獲物だと思っている
- 意味3 撫でるにゃ
- 意味4 行くにゃ
意味1 止めてにゃ
飼い主さんが猫を撫で過ぎている、何か猫にとって嫌なことをしていたりする時、「止めてにゃ」の意味で手を押さえます。押さえるのは手ばかりではありません。顔や体を押さえてることもあります。猫が嫌がることをし続けるとストレスになってしまうことがありますので、猫に手を押さえられたら引くようにしましょう。
意味2 獲物だと思っている
手を使って猫と遊んでいると、手を獲物だと思って押さえてくることもあります。押さえられた手がそのまま、ガジガジ攻撃やケリケリ攻撃の標的になる場合があります。なるべく早めに退避しましょう。
その前に猫の手に捕まらないように事が重要です。猫の攻撃を受けないよう、手を押さえられないように頑張って避けてください。にゃんこ先生の修行はキツく険しいのです。
意味3 撫でるにゃ
飼い主さんに構って欲しくて手を押さえる猫もいます。「撫でるにゃ」と猫はナデナデを催促するため、飼い主さんの手に自分の前足を乗っけます。猫の顔も、物欲しそうなおねだり顔になっている事でしょう。そんにゃ可愛らしい顔で手を押さえられたら、イチコロですね。思う存分ナデナデしてあげてください!
意味4 行くにゃ
飼い主さんに行って欲しくない時、猫は手を押さえて「行くにゃ!」とアピールする場合もあります。まだまだ飼い主さんに甘えて一緒に遊んでいたいようです。飼い主さんも忙しいでしょうから、なかなか愛猫に構いっきりにはなれないと思いますが、時間の許す限り構ってあげたいですね!
猫の手と気持ち
猫が飼い主さんの手を押さえる以外に、猫の手が表している気持ちには一体どんなものがあるのでしょうか?
- 気持ち1 眩しいにゃ
- 気持ち2 もみもみ
- 気持ち3 大好き~!
- 気持ち4 リラ~ックス
気持ち1 眩しいにゃ
猫が寝ている時、前足を顔に当てていることがあります。これは照明やテレビなどが明るいから行う仕草だそうです。愛猫の良い眠りのため、なるべく暗くしてあげると良いでしょう。
気持ち2 もみもみ
猫のきゃわいい仕草の一つに挙げられるのが「もみもみ」です。飼い主さんのお腹や毛布など、柔らかい場所を前足で交互にもみもみします。これはご存知の方も多いでしょうが、「子猫の時の気分を思い出している」と言われています。
前足をもみもみするのは、母乳の出が良くなるように子猫が行う仕草です。その頃の気持ちに浸っているのが猫のもみもみタイム。この時はそっと、見守ってあげてください。特に母猫と早くに離されてしまった猫に多い仕草のようです。十分に母猫に甘えられなかった分、満たしているのかもしれません。
気持ち3 大好き~!
飼い主さんのことが大好きでかなり甘えている時、飼い主さんの顔を手で触ろうとすることがあります。なぜ顔にタッチするかは分かりませんが、好きな気持ちが溢れ出ているのかもしれません。とっても可愛い猫の顔タッチ、されたら嬉しいことの一つです。
気持ち4 リラ~ックス
猫がリラックスしている時、前足を折りたたんで体の下に入れる「香箱座り」をすることがあります。猫は前足がすぐに出せる状態ではないため、少なくとも戦闘態勢ではない訳です。
飼い主さんのそばで香箱座りをしていたら、心を許していると思って良いでしょう。もっとリラックスするとお腹を上に向ける体勢になることもあります。
まとめ
猫の前足は人ほど器用ではありませんが、それでもいろいろな役割を果たしています。そこには猫の気持ちも現れるのですね。あの猫の、ふわふわした手。見るだけでも可愛らしいのに、それで自分の手を押さえられるにゃんて、想像しただけでも可愛くて仕方ありません。
でもその意味によっては、気をつけなければいけない点もあります。愛猫の手だけでなく、全体を見て意味を判断してあげてくださいね!