猫が飼い主の髭を食べる4つの理由
どうして猫は、飼い主さんの髭を舐めたり食べたりするのでしょうか?猫が飼い主さんの髭に、好奇心を表す理由を4つ紹介します。
理由1食べ物の匂いがするから
飼い主さんが、食事をした後の髭に食べ残しや匂いに反応して食べてしまうのです。口の上に生える髭は、匂いが付きやすく、溜まりやすいのです。
猫が食べられるものと間違って食べてしまうようです。
理由2マタタビに似た匂いがするから
飼い主さんの髭は、マタタビ成分の匂いに近いようです。人間の足の臭いでフレーメン反応をすることがあると思います。どうやら人間の体臭から、フェロモンを発しているようです。
そのフェロモンの匂いが、猫の好きなマタタビの匂いに似ていることで、反応して食べてしまうことがあるようです。
理由3不安やストレスによるもの
猫は、不安やストレスになると異常行動をすることがあります。飼い主の髭を食べたことない猫が、急に食べだすことがあればストレスによるものかも知れません。
猫が、飼い主の髭を食べて気づいてほしいと言う気持ちがあるのかも知れません。
理由4グルーミングによるもの
猫は、毛のお手入れをして毛並みや汚れをとります。もしかすると、飼い主さんの髭の長さからグルーミングをしているのかも知れません。猫が他の猫にもやるような感覚で、やっているのかも知れませんね。
毛並みを整えるときには、歯でほつれを直すつもりで食べているように感じるのではないでしょうか?
猫が人間の髭や毛が好きな理由
猫が飼い主の髭を食べてしまう理由をあげましたが、そもそも猫は毛が好きなようです。人間の毛で遊んだり、舐めたり、引っ張ったりなどしてしまうのです。
遊ぶのは、動く物が獲物の対象になっているようです。舐めるのは、匂いに反応しているようです。シャンプーの匂いもしくは、頭に付けているヘアオイル等の匂いに反応します。ヘアオイルは、舐めるだけではなく、噛んだり引きちぎろうとしてしまいます。
そして引っ張るのは、要求ですね。ご飯やトイレ、構ってなど何かしらを髪の毛を引っ張って訴えているようです。
また、髪の毛から出る水分を飲もうと髪の毛を食べるようです。水を飲むように髪の毛を食べる仕草をします。
猫が飼い主の髭を食べる対処法
髭に匂いが残らないようにする
髭を食べてしまう猫の対策は、匂いを残さないようにすることです。食事の後や、汚れたり汗をかいたりして、髭に匂いがついたら洗うなどして匂いを取りましょう。
音をならす
猫が飼い主の髭を食べだしたら、手を叩いて音を鳴らして辞めさせます。猫の目の前で手を叩いてはいけません。やるときは、猫に気づかれないように音を出して驚かせるようにしましょう。
猫の気を紛らわす
猫が飼い主の髭を食べるのは、お腹が空いていたり遊んで欲しかったりする理由もあるので、他で気を紛らわすようにし向けてください。好きにおもちゃを投げたり、おやつをあげたりして髭に興味を持たさないようにしましょう。
髭を見せない
猫が飼い主の髭を食べる癖がついてしまうと、寝ている間も食べてしまい、消化できずに詰まってしまう危険もあります。猫が髭に執着するのなら、髭を剃ってしまった方が良いでしょう。
どうしても髭を剃りたくない!という人はマスクなどで髭を隠して見せないようにしましょう。
毛を乾かす
髭や髪の毛を濡れたままにしないで、乾かすようにしましょう。濡れた毛を、水を飲むように食べてしまうので、洗った後は十分に拭いて乾かしてください。
いつでも猫が水を飲めるように、水飲み場を増やしてあげるのも良いかも知れませんね。
まとめ
飼い主の髭を食べる猫について書きました。猫は毛に興味を持ちやすいので、生活する中で危険になるならば剃る、まとめる、切るなども必要なのかも知れませんね。
私も飼い猫に、髪の毛を食べられることが何度かありました。髪の毛につけるヘアオイルが原因でした。猫はオイルの匂いに反応してしまうので使用するのを辞めました。
人間の毛は長く太いので、猫の体内に入ると腸に引っかかる危険性もあるので、気をつけていかなければいけません。