猫が片手だけをあげる5つの理由
猫は時々、おかしなポーズをとるときがあります。
今回猫が片手だけをあげるポーズについて理由を紹介したいと思います。
理由1:気になる
猫が片手を上げて少しお尻を浮かしているときは、何か気になることがあるようです。それは、飼い主さんが手に何か持っているのが気になっているようです。他にも虫を見つけて、猫は片手を上げて動きをじっと見つめるときもあります。
理由2:逃げる準備をしている
猫はその場からすぐに逃げ出せるように、片手を上げて様子を伺っています。猫の警戒する気持ちから来るようです。また、猫パンチをするときや相手にちょっかいを出そうか考えている場合もあります。
理由3:変わった癖
猫によっては変わった癖を持つ猫もいるようです。その猫だけが見せるポーズで、気づくといつも片手を上げていて、おろすのを忘れているのかも知れませんね。
理由4:ケガをしている
猫が片手を上げる理由として、ケガをしている可能性の場合もあります。降ろすたびに、何度も手を浮かせようとしていませんか?
肉球に異常がある場合や、骨に異常があることも考えられます。猫にねんざ、骨折、脱臼をしていないか、一度病院で診てもらう必要があります。
理由5:手を置きたくない
猫が片手だけを上げてるのは、床に手を置きたくない理由があるのかも知れません。例えば、床が冷たい、熱い、など手を付きたくないと手を守っている行動ではないでしょうか?
私の飼っている猫は、トイレをするときに片手を上げてします。トイレの砂に触れるのを嫌がっているのが理由なのかも知れません。
猫が片手を使ってする仕草
顔を洗う
猫は手で顔を洗って綺麗にします。手を舐めて、その手を顔に擦り付けます。ご飯を食べた後、緊張したとき、怒られたときによく顔を洗う仕草を見せます。また、雨が降る前にも顔を洗うと言われています。
片手を出して寝る
猫が寝るポーズも色々あります。両手を出していたり片手だけを出して寝たりと、何かポーズに理由はあるのでしょうか?体を伸ばしているのは安心から来るものです。また、気温が「暑いな〜」と思うときも体を伸ばすのです。猫が、体を伸ばし片手を出すのは、警戒心がなくリラックス状態だということです。
物をつつく
猫が片手で物をつついている姿を見かけたことがあると思います。「なんだこれ?」「生きてるのか?」と首を傾げて手でつんつんと触ります。
流れる水に興味を持ち、片手でちょんちょんと触ることもあります。その水を、手ですくって飲む猫もいます。
手を置いてくる
猫の手の上に手を置いてみると、どうなるか知っていますか?すかさず上に置き返してきます。何度置いても手を上に置き返してきて、最後は「かぷっ」と噛まれてしまいます。
猫が置き返してくる理由は、「やめて」と言う気持ちです。しつこいと、噛んで「やめろ!」と言う気持ちになるようです。
まとめ
猫が片手だけあげる理由について書きました。手を浮かせている姿が、カンガルーに似ていると思うことがあります。また、両手をあげる猫もいるようです。
人間でも何か気になることがあれば、途中で止まって一点を見つめてたりしますよね。それと同じ光景にも感じられます。
癖などで、片手を上げている猫なら特に気にしなくても良いのですが、猫がケガをしている場合も、頭に入れなければいけません。まず、手を痛めた原因を考えてあげなくてはいけません。危険な物を間違って踏んでしまった、高い所から落ちた、爪が長くて肉球に刺さっている、などのことがないかを考えましょう。
猫が病気やケガで片手を上げている状態ならば、歩行もきっと辛いと思います。猫が手をしきりに舐めていたり、手を庇うようにしていたら要注意です。