猫の獲物を発見したときの仕草と行動
お尻をふりふりさせる
家の中で、獲物と思われるおもちゃなどを発見したときに見せるポーズです。体を低くして、お尻を左右に振ります。獲物を逃さないように、お尻を降って、飛びかかるタイミングを見計らっているのです。
口にくわえて移動する
猫は獲物を見つけると、くわえてどこかに運んでいきます。おもちゃで遊んでいても、捕まえた物を「誰にも渡さない!」と興奮しながら口をはむはむとさせるのです。
猫は狩猟が大好き
猫は、狩猟本能がある動物なのです。毎日の生活で、動くおもちゃや虫などを見つけては獲物を逃さないように必死なのです。おしりをふったり、獲物を運んだりするのも猫の習性から来ています。
しかし、どうしてそのような仕草や行動をとるのでしょうか?
早く捕まえたい!
警戒心と期待から早く捕まえたい!でも焦ってはいけない!と緊張感でいっぱいです。獲物を逃がさないように、飛びかかるタイミングを慎重に伺う気持ちから来るそうです。
そのとき、お尻をふりながら後ろ足の爪を地面にのめり込ませて準備運動をするのです。お尻をふりふりさせる理由は、いつでも素早い動きがとれるための瞬発力と跳躍力から一気に仕留める作戦と言えます。
獲物をゲットできた!達成感
猫にとっては、獲物は宝物のようです。捕まえた獲物を巣穴に運んで食べる名残りから、家の中でも隅に運んで、誰かに奪われないようにしているのでしょう。おもちゃをくわえて運ぶのもその名残りだそうです。
おもちゃや虫を口に加えて運んでいるときの気持ちは、獲物を捕れた喜びに興奮で満ちあふれているのです。猫にとっては、隠したいほど大事な物ということです。
親心から飼い主さんにおもちゃをくれる事も!
獲物を、飼い主さんの所まで運んでくる猫もいます。母猫が狩りをし子猫にご飯を食べさせていた名残から来ています。飼い主さんを子猫だと思い、母猫の気持ちになっているのかも知れませんね。
獲物を見つけた時の猫の目
お尻をふりふりするときに、獲物を見つけ「捕まえたい!」気持ちから黒目が真ん丸になります。視界から獲物を離しません。そして、飛びかかるときには気持ちが攻撃モードに入るので、黒目が縦長に変わるのです。
まとめ
猫がお尻をふりふりさせたり、獲物を口に運ぶ行動は狩猟本能からくる習性なのです。
猫は狩りをするために生きているので、自然と狩りをしてしまう体制になるのではないでしょうか?私の猫も、匂いのついた袋を獲物と思い口に加えてはむはむ言いながら隠し場所を探していました。必死過ぎて、怖かったけど袋が大きすぎて疲れていました。