猫がかまって欲しい時のサイン6つ
猫は自由な動物なので、さっきまで興味なさそうに過ごしていたのに、いきなり飼い主様にかまってほしいとアピールをします。また、飼い主様が自分以外の物に集中していると嫉妬してかまってサインを示すことも珍しくはありません。
逆に人間がかまってあげたい時に限ってツンツンして、こちらに見向きもしてくれません。ひどい場合は、ちょっと撫でられただけで怒りだす猫ちゃんも存在します。
そんな猫ちゃんとより良い関係を築くためには、かまってサインを見逃さないことが重要となってくるのです。自由気ままででワガママな猫ちゃんと、今以上に仲良くなるためにまずはかまってサインの仕草を知っておきましょう。
1.後をついてくる
猫がかまって欲しい時は常に飼い主の後をついてきます。
フト気付いたら、猫ちゃんが部屋を移動するたびについてくる。猫と暮らしていたらあるあるの行動ですよね。部屋から部屋に移動する時はもちろん、トイレやお風呂にもついて来ようとする猫ちゃんに困ってしまいながらも、可愛いと思っているのではないでしょうか?
そんな猫ちゃんが後をついてくるのは、飼い主様に少しでもかまってもらいたいと思っているからだと考えられます。かまってもらうためには、常に飼い主様の近くにいる必要があるので一生懸命後を追いかけるのです。
2.鳴く
人間と会話をすることができない猫ちゃんにとって、鳴くのは重要なコミュニケーションツールです。そのため猫がかまってほしい時など、自分の気持ちを伝えるためにしつこいくらい鳴くというのは飼い猫ならよくみられる仕草です。
特に、猫がかまってほしい時は甲高い長い声で鳴きます。大きな声で鳴いても、なお飼い主様がかまってくれなければさらに甲高い声で何度も何度も飼い主様がこちらを見てくれるまで鳴き続ける頑固な猫もいます。
もし、愛猫が突然甲高い声でしつこく鳴く仕草に困っているという方は、猫なりのかまってアピールをしていると理解して、しっかりかまってあげるようにしましょう。
3.イタズラをする
猫はかまって欲しい時飼い主の邪魔をしてくる事があります。
パソコン作業をしている飼い主様の邪魔をしたり、家事をしている飼い主様の邪魔をしたり、物を落としたり、普段ダメと言われていることをわざとしてみたりと、急にイタズラを始める猫ちゃんもかまってアピールをしています。
イタズラをしたら、こっちを見てくれてかまってくれるというのを知っているのでしょう。中には、パソコン画面の前にわざと座ってみたり、読んでいる本の上にわざと座って無理矢理視界に入る猫ちゃんもいます。
そんな猫ちゃんのかまってサインを見たら、邪魔だと怒るのではなく優しく撫でてあげるようにすれば、仲が深まりますよ。
4.頭をこすりつけてくる
何かの作業をしている時、その手や足や顔に必死に頭をこすりつけてくる猫ちゃんもかまってとアピールをしていると考えられます。猫が頭を飼い主にこすりつけるのは、頭にある臭腺という部分から出る自分のニオイを飼い主様につけているためです。
それと同時に、飼い主様にスリスリすることでかまって、遊んで、撫でてとアピールをしているのです。
5.こちらをジッと見つめてくる
かまってアピールを大げさにする猫ちゃんもいますが、性格によってはあまり大げさな仕草は見せずに静かに飼い主様を見つめるだけにとどめる控えめな猫ちゃんもいます。
何かの作業中にフト視線を感じてそちらを見るぞ、じーっとこちらを見つめる愛猫と目が合ったという経験をされた方も少なくはないでしょう。
さらに、目があった後に鳴くようならば、かまってほしい、お腹が空いたなど何かを要求しているサインでもありますので、何を求めているのか愛猫の様子を観察してあげましょう。
6.お腹を見せてクネクネ
猫がお腹を見せるのは信頼しているサインですが、実はかまって欲しい、遊びに誘っているサインでもあることをご存知でしょうか?
リラックスをしてくつろいでいる猫ちゃんが、飼い主様をみて背中を床にこすりつけて左右にクネクネしだしたら、「暇だから遊んで~」「かまって~」というサインです。猫のストレスをためないためにも猫のかまってサインを見つけたら、時間の許す限りたくさん遊んであげましょう。
猫がかまってほしい時の対処法
たくさんかまってあげる
かまってほしいアピールをしてきたなら、時間の許す限りたくさんかまってあげるのがもっともいい方法です。猫は気分やな動物なので、気分が乗らないときにかまわれると逆にストレスを感じてしいます。
そのため、かまってサインを見せてくれたときこそスキンシップを取るチャンスでもあります。かまってほしい仕草を見せたときこそ、仲良くなるためにたくさんかまってあげましょうね。
求めている物を正確に読み取る
かまってサインを見せた時でも、愛猫がどのようにかまってほしいのかによって対処法は異なってきます。たくさん撫でてほしいのか?遊んでほしいのか?ただ見てほしいだけなのか?かまってアピールをしてきた愛猫が何を求めているのかをしっかりと把握してあげることが重要なのです。ぜひ愛猫の気持ちを汲み取ってあげるように、普段から努力をしましょう。
時には無視をするのも大切
かまってアピールをされていても、タイミング悪く手が離せなかったり、急いで出かける直前だったりでかまってあげられないときもありますよね。そんな時は、思い切って無視をするのも大切です。
大切な作業をしているのに、しつこいくらいかまってと鳴いたり、作業の邪魔をしてきたりするのを、愛猫が可愛いからと放置してしまっては、問題行動を起こす猫に成長してしまう可能性もあります。
かまってサイン全てを無視するのは、ストレスの原因となりますが、無理な時は心を鬼にして無視をするようにしてみましょう。
まとめ
猫がかまってサインを見せるということは、それだけ飼い主様が大好きだという証拠でもあります。愛猫がかまってアピールをしてきたら、可能な限り答えてあげるようにすれば仲はより一層深まるはずです。ぜひ、愛猫のためにもたくさんかまってあげましょう。