猫が目をショボショボさせている原因は?
猫が目をショボショボさせている時、そこにはどんな原因が、あるのでしょうか?
病気
猫の目の病気が原因で、ショボショボしてしまうことがあります。
考えられる病気は、結膜炎・角膜炎・流涙症・アレルギー・眼瞼内反症・緑内障・ぶどう膜炎・角膜潰瘍などです。これらの病気により、目に痛みがある為、ショボショボしてしまっているのです。
病気によっては、涙や目やにが大量に出る場合もあります。早めに動物病院へ連れて行き、適切な診断と治療を受けさせてあげてくださいね。間違っても、人間用の目薬を自己判断で猫にさすのは、避けましょう。
傷
猫の目に異物が入ったことや、喧嘩で目に傷を作ることもあります。傷があると目に違和感を感じたり、痛みを伴ったりして、ショボショボになってしまうのでしょう。こちらも早めに受診して、対処してあげてください。
尚、猫の目に毛などが入っていることがありますが、猫が気にしていなければ、無理に取る必要はありません。そのうち自然に、なくなります。無理に取ろうとする方が危険です。
あれだけ大きな猫の目ですから異物が入りやすいのは確かですが、猫が普段の様子と変わりがなければ、そのままにしておきましょう。
眠い
眠い時の猫って、めちゃくちゃ悪い顔になりますよね。もう寝る寸前!ってときは、目がショボショボになります。どこ見てるか分からない感じになって、「あぁ、もうあっちの世界に行ってるな」と分かります。
猫が寝落ちする瞬間は、観察しているととても面白いです。じっと座っている猫の目が、ドスが効いて座ってきたら、寝る寸前の事が多いです。
こっそり観察して、可愛い寝落ちの瞬間を、目撃しちゃいましょう♪
ショボショボ以外に、猫が目で訴えるコト
猫の目は本当に、様々な表情を見せてくれます。瞳孔の大きさが変わったり、目を細めたり、気分次第でクルクル変わるのが、猫の目です。
目を細める
飼い主さんに撫でられて満足している時や美味しいご飯を食べている時など、嬉しい気分の時に、猫は目を細めます。撫でると気持ち良さそうに、目を細めてくれる様子は、メロメロになりますね。
美味しいご飯を食べている時は、半分以上目を閉じる、というのがある実験で確認されています。
逆にまずいご飯を食べている時は、ギュッと目を閉じたり、口を開けてオエッという仕草をするのだとか。非常に素直な、猫の目です。
目がまん丸になる
興味を引くものがあった時や恐怖を感じている時、喧嘩をする時など、興奮状態にある猫の目は、良く丸くなります。
瞳孔がまん丸に開いて一点をじっと見つめ、固まることも。
狩りをする時も、獲物を良く確認する為に、瞳孔が開きます。室内飼いの猫では、おもちゃで遊んでいる時、目がまん丸になるのが見られます。
まとめ
猫の目は、光の加減やその時の気分で大きく変わるので、見ていて飽きません。顔の大きさに対しての猫の目の大きさは、哺乳類の中でも最大級だとか。
あのクリクリお目目は、本当にずるいと思います(笑)。
あの目でおねだりされて、断る!という飼い主さんは、少ないのじゃないでしょうか?猫の気持ちを表してくれる猫の目ですが、病気など不調を表す窓口でもあります。
愛猫さんの目に異常はないか、注意して見てあげてください。ただし、あまりに猫と目を合わせると、喧嘩を売っていることになるそうなので、ご注意を。