猫が拒否する時の仕草
猫に抱きつこうとしたとき、キスしようとしたとき、「猫に拒否されてしまった!」という悲しい経験はありませんか?ここでは、猫が嫌がり拒否するときの仕草を8つご紹介します。
1.手で押される
猫が拒否するときによくみられる仕草といえば、「手で押す」という行動です。猫を抱っこしようとしたら手で押された、猫にキスしようとしたら口元を押された、などの経験はありませんか?
これらは猫が「やめて!」と拒否する行動の1つです。
2.そっぽを向く
ほかにも、猫が拒否する行動で「そっぽを向く」というのもよく見られます。話しかけてもそっぽを向かれる、写真をとろうとしたらそっぽを向かれる、などの経験がある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
3.しっぽをバタバタさせる
これは猫が拒否した時に、イライラしているとよくみられる行動の1つです。猫は犬と違い、イライラした時にしっぽをバタバタさせる習性があります。犬を見ている感覚で、「喜んでいる」と勘違いしてしつこくしてしまうと、のちに猫から攻撃され、大変なことになってしまうということですね・・・。
4.爪を立てる・引っ掻かれる
普段は爪をしまっている穏やかな猫でも、拒否する気持ちが強くなってきた時には、人に爪を立てたり、引っかいたりすることがあります。猫に引っかかれてしまうと「猫ひっかき病」などに感染してしまうこともありますので、注意が必要です。
5.威嚇される・噛みつかれる
猫も怒ると犬のように唸ることをご存知ですか?猫が威嚇するときは、「シャー!!」、もしくは「ウゥー」と唸ります。「これ以上しつこくしたら攻撃するぞ!」という合図でもあり、猫が強く拒否するときに見られる行動です。
6.逃げられる
「嫌だ!」と感じた猫は、拒否する方法の1つとして逃げるという手段を使うこともあります。触ろうとしたら逃げられる、抱っこしたら逃げられる、などは猫の拒否行動としてとらえ、逃げた猫をまた捕まえたりはしないでおきましょう。
さらには面白いことに猫も「嫌だ」、と感じた時や怒っている時なんかには、人間のように睨みつけてくることもありますよね。
ケガには注意しよう!
猫が嫌がり拒否する様子が見られているにも関わらず、猫に対してしつこくしてしまうとケガをしてしまうことも。
我が家の猫たちは、手で押してくる→そっぽを向く→しっぽをバタバタさせる→爪を立て始める→唸るなどの威嚇→引っかかれる→逃走する、というのが一連の流れで、大体”しっぽをバタバタさせる”という行動が見られた場合には、すぐに離れるようにしています。(笑)
それ以上しつこくしてしまうと、爪を出したり引っ掻いてきたりと攻撃に走りますので、猫が拒否する最初の段階ですぐに離れることをオススメします・・・^^;
また、猫が拒否する姿が可愛いからといって、あまりしつこくしてしまうと嫌われてしまう原因にもなりますので、”ほどほどに”しましょう!
まとめ
今回は拒否する猫についてまとめました。猫が嫌だと感じ拒否する場合、様々な仕草が見られます。その仕草を見逃し、しつこくし続けてしまうと飼い主さんがケガをしてしまうこともあります。
また、それだけでなく猫が拒否するほど嫌だと感じることを繰り返すことで、猫自身のストレスにもつながってしまいますし、猫にとってストレスは病気の原因になることも多いので、注意が必要です。
猫が拒否する姿はとても可愛く、飼い主ならしつこくしてしまう気持ちもよくわかりますが、あまりしつこくしてしまうと嫌われてしまうこともありますので、ほどほどにしましょう!(笑)