猫が退屈している時は態度に出る!?
猫は他の動物と同様に退屈だと感じると、態度に出して自分の気持ちをアピールします。特に飼い猫は、家にいる事も多いのでストレスが溜まりやすい傾向があります。
したがって、退屈だという態度を飼い主に示したら、コミュニケーションを取ってストレスを解消してあげなければなりません。
放置し続けてしまうと、猫は自傷行為を行いストレスを解消しようとしてしまいます。一旦、自傷行為をしてしまうと猫にとって癖となってしまい、中々止めることが出来ません。よって、猫も退屈に感じたら態度で示すので、飼い主とのスキンシップが必要となります。
猫が退屈な時の仕草2つ
伏せのポーズ
猫が体を伏せている仕草は、「何か面白い事はないかな?」と期待を寄せて周囲を眺めている事を示しています。飼い猫に限定されてしまいますが、伏せのポーズは猫自身が暇なので自分の周りを観察している姿です。
本来は猫の伏せの姿勢は、周囲を警戒するポーズなのですが、飼い猫の場合は注意すべき対象が存在しません。したがって、伏せは退屈を示す姿になっていきました。
首を伸ばして一点を見つめる仕草
首を伸ばしてどこか一点を見つめる仕草は、猫が飼い主に暇だから構って欲しいと思っている姿です。飼い主の様子を伺いながら、楽しい事をしてくれるのかどうかを観察しています。
遊んで欲しいと考えているという事は、暇を持て余している証拠です。猫がじっと何かを見つめていたら、コミュニケーションを取ってあげましょう。
猫が退屈しないようにするには?
遊ぶ時間を決めて構ってあげる
猫が暇を持て余して、退屈しないようにするには遊ぶ時間を決めてあげる事です。コミュニケーションを取る時間が固定されていれば、猫も暇を持て余さずにスキンシップタイムを楽しみにする事が出来ます。
猫が楽しめる部屋作りにする
また、部屋全体を猫仕様に模様替えするという方法もあります。猫専用のハウスやおもちゃなどを、部屋全体に設置する事によって、飼い主とコミュニケーションが取れなくても一人遊びをする事が可能です。
よって、猫が退屈しない為には飼い主とのスキンシップか、部屋を猫が楽しめるように工夫にする必要があります。
まとめ
気まぐれで飼い主とあまりベタベタしたがらない猫ですが、時には時間を持て余してしまう時もあります。
滅多に甘えて来ない猫が、急に構ってアピールを飼い主にしていたとしても、中々気付く事が出来ない可能性も高いです。
飼い主が猫の遊んでアピールを察知出来なければ、猫のストレスが大きくなっていくばかりです。
よって、万が一猫の気持ちに飼い主が気付けなかったとしても、猫が思う存分楽しめる環境を作ってあげていれば、ストレスの蓄積を回避する事が可能です。
勿論、飼い主がスキンシップを取る事が出来ればそれに越した事はありません。
しかし、応急処置として一人遊びが出来る環境を整え、猫にとってノンストレスな住環境を演出してあげましょう。