猫が足を噛む理由とは
猫が人の足を噛むのには、以下のような理由があるようです。
- 猫が足を噛む理由:獲物だと思った
- 猫が足を噛む理由:構ってほしい
- 猫が足を噛む理由:止めて!の合図
- 猫が足を噛む理由:発情期だから
- 猫が足を噛む理由:怒り
- 猫が足を噛む理由:またたびに酔った
獲物だと思った
特に、靴下などを履いていると猫が獲物だと勘違いして足を噛むことがあります。モフモフの靴下などは危険かもしれません。また、飼い主さんが歩いたとき、洋服の裾がヒラヒラとして興味を惹かれる可能性も。モフモフな物やチラチラ動く物に猫は反応しますので、獲物だと勘違いして狙われてしまうケースです。
猫と遊んでいて、猫が興奮しすぎて足を噛む事もあります。なるべく噛まれないよう、猫とは適度な距離を取って遊ぶと良いですね。噛んできた時は「痛い!」と声をあげるか、おもちゃを与えましょう。
構ってほしい
「遊んで!」「構って!!」「こっち向け!!!」と、飼い主さんに構ってほしい意思表示です。愛猫のこと、知らんぷりしませんでしたか?合図は出していたのに飼い主さんが構ってくれないから、足を噛む攻撃に出たのかもしれません。ちょっとでも良いので遊んであげてくださいね。
止めて!の合図
マイペース(自己中?)な猫ですから、なででもらって満足するとたとえ猫から要求した場合であっても、噛んで「もう止めて!」と言うことがあります。たまたま飼い主さんの足が噛みやすい場所にあったため、カプッと噛むのかも。愛猫の「もう良いよサイン」を見逃すと痛いコトになります。
発情期だから
発情期の猫はいつもの猫ではありません。異性を求めて気が立っているので、自分でも良く分からずに興奮して、飼い主さんの足を噛んでしまうことも考えられます。オス猫の場合は交尾の際にメス猫の首を噛む(ネックグリップ)しますので、飼い主さんの足をメス猫だと勘違いする可能性も。
発情期にはその他にも、大きな声で鳴く、脱走する、スプレー(匂いの強い尿でマーキング)するなど、人にとっては悩みとなる行動を取ることが多いので、それを防ぐために不妊手術を行うと良いでしょう。猫がどんどん増えていくことも防ぐことができます。
怒り
愛猫の尻尾や足を踏んでしまった、要求を聞き入れなかったなど、猫の逆鱗に触れた事で、足を噛む事もあります。猫はストレスを感じた時、八つ当たりする場合がありますので、飼い主さんの足に噛み付いて怒りをぶつけているのです。猫の地雷を踏まないよう、くれぐれも気をつけたいものです。
またたびに酔った
またたびで酔ってしまい、訳が分からなくなった猫が飼い主さんの足に飛びつく、そして噛むことがあります。猫にまたたびを与えるときは飼い主さんが見ていてあげることが必要ですが、うかつに手や足を出さないように注意してください。酔っ払っている状態ですので、叱っても分からない、離さない場合もあります。
猫が寝ている飼い主の足を噛む理由と対策法
愛猫に寝込みを襲われる・・・と言う悩みを抱える飼い主さんは多いです。飼い主さんが寝てると猫が足を噛むのは、なぜなのでしょうか?
- 遊んでほしい
- ごはんを出せ
- じゃれている
遊んで欲しい
子猫や甘えん坊の猫の場合、大好きな飼い主さんに遊んでほしくて、飼い主さんが寝ていようが構わず足を噛むことで遊びをせがんでいる可能性が考えられます。かわいい要求ですが深夜に何度も起こされるのでは、寝不足になってしまいます。
こんなときは飼い主さんが寝る前に愛猫と遊び、十分疲れさせてから寝ると良いでしょう。猫は基本的に明け方や夕暮れに活動する薄明薄暮性の動物ですが、人と暮らしているうちに、夜寝る生活リズム(日中もガンガン寝ていますが)に変化していきます。子猫の場合、まだ人との生活リズムに合っておらず、飼い主さんが寝ているときに遊びをせがむのかもしれません。
生活リズムが出来上がるまでしばらく我慢するか、寝室に猫を入れないようにするのも一つの手段です。また、余裕があるのなら、同じくらいの年の猫を一緒に飼うと良いかもしれません。夜の大運動会が発生する可能性はありますが、少なくとも遊びの要求が飼い主さんに向かうことはなくなるでしょう。
ごはんを出せ
おなかがすいてしまって「ごはんちょうだい」と言って足を噛むかもしれません。足を噛まれる→起きてごはんをあげるということを繰り返していると、そのうち「足を噛めばゴハンをくれるんだ!」と猫が学習してしまい、噛むクセが付いてしまいます。
飼い主さんが寝ている間におなかがすいてしまう子には置きエサをしておくか、時間設定のできる自動給餌器を取り入れると良いでしょう。そして、愛猫に足を噛まれても、ごはんをあげないようにしてください。もし噛んだときには、「痛い!」と大声をあげ、噛んではいけないことを教えてあげましょう。
じゃれている
人は寝ている間、何度も寝返りを打ちます。寝返りのたびにモソモソと動く足や足の指が獲物かおもちゃに見え、噛むことも。噛まれた飼い主さんがそれで起きると猫は喜びます。更に足を噛むようになってしまうでしょう。
足を見せないようにするのが対策法となりますが、寝室には猫を入れないようにするのが1番安全です。もし「入れろ〜!」と要求してきても、ひたすら無視し続けることが大切です。中にはドアノブに飛びついて自分で開けてしまう猫もいます。ドアにはつっかえ棒をしておくと、確実に猫が寝室に入るのを防げます。
足にしがみついて猫が噛む理由
猫が足にしがみついて噛むのは、前述の足を噛む理由とほぼ同じです。飼い主さんとの信頼関係がしっかりと出来上がっていて、甘えているのでしょう。足にしがみつくと同時に甘噛みしたりキックしたりします。力が入っていなければ良いですが、興奮した猫が本気になると、かなり痛い場合もあります。その時は遠慮なく猫を引き剥がし、代わりのおもちゃを渡してあげましょう。怪我をしたら大変です。
まとめ
猫が足を噛む理由にはいろいろなものがあります。猫が噛んでくる行動にどの理由に該当するのかをまずは見極めて対策することが大切です。どうしても改善しない場合は、かかりつけの獣医師やブリーダーなど専門家に相談すると良いでしょう。
愛猫が足を噛むからと言って、言うことをきかない猫とみなして捨てるのだけは止めてあげてください。諦めて捨ててしまう前に必ずできることがあるはずです。猫が足を噛むようになってきて悩んでいたとしても、猫と飼い主さんにとって1番良い道を歩むことができるようにまわりにたくさん助けを求めてくださいね。
40代 女性 しほ
我が家の猫ちゃんは、またたびをつけて遊んでいると、興奮して遊びの延長線上で足を噛んだりします。遊んでほしいときにもしますし、何か言いたいときに足を噛んだりしますね。初めは叱っていましたが怪我したりはしないので、叱らないことにしました。2匹の猫ちゃん同士の噛み合いになると叱りますが、それ以外は叱ることもなくなりました。
40代 女性 みなちゃん
我が家の猫ちゃんも、遊んであげているときに足を噛んでくることがよくあります。
とても、痛いですが冬場にモアモアの靴下を履いているときだったので、その時は我慢しました。他の時には、噛んだらダメと躾をするようにしています。遊んでいるときにはつい興奮してしまうみたいで、しかたないなと思いますが噛む強さによっては叱らないといけませんね。
発情期には、メス猫と間違えて噛んでくることがありますが、しかたがありませんね。時期が来たら噛まないようになるでしょう。
女性 匿名
きっと遊んでって言っているのでしょうね。
一緒にいるときこれでもかと言うくらい遊んでいるので、時間があれば全部自分に費やしてくれないと不満なんでしょうね。
もうヘトヘトです。
女性 みるく
足を狙っている時の目はちょっとこわいけど、実際は甘噛みなのでほとんど痛くないです。
30代 女性 匿名
一度、浴室まで入れてあげたら足を滑らせて湯船に落ちたので、どれだけ怒ろうとももう浴室には入れてあげません…(^^;;
40代 女性 さっちぃ