猫が鼻を鳴らす時とは
- 猫が鼻を鳴らすのは興奮している時
- 猫が鼻を鳴らすのは嫌な気持ちの時
- 猫が鼻を鳴らすのは異物が入った時
- 猫が鼻を鳴らすのは病気になった時
猫がどのような時に鼻を鳴らすか観察をします。走り回ったりして興奮した時であれば、ある程度の時間で収まります。しかし、呼吸が苦しそうに見えたり、咳やくしゃみなどを伴ったときは要観察となります。
①猫が興奮して鼻を鳴らす時
- 興奮して鼻を鳴らす音:フーフー
- 興奮して鼻を鳴らす音:ゴロゴロ
- 興奮して鼻を鳴らす音:ホフホフ
- 興奮して鼻を鳴らす音:モフモフ
大好きな飼い主と遊んだ後やご飯を食べた後、おもちゃで一人で遊んだ後などは喜びのあまり興奮状態になり鼻を鳴らす事が多くあります。
②猫が嫌な気持ちで鼻を鳴らす時
- 鼻を鳴らす音:ふん
気持ち良くてもブラッシングに飽きてしまった時や苦手な投薬、爪切りなど、ため息のような音で鼻を鳴らす事がありますがこちらもよくある事です。
嫌な気持ちで鼻を鳴らすのを止めさせる方法
すぐに嫌な事を止めてあげれば「ふん」は終わり、ストレスをかける前に終えれば問題ないでしょう。
③猫の鼻に異物が入り鼻を鳴らす時
- 鼻を鳴らす音:フガフガ
- 鼻を鳴らす音:フンフン
- 鼻を鳴らす音:スンスン
- 鼻を鳴らす音:フィンフィン
- 鼻を鳴らす音:プツプツ
猫の気管や喉には色々な異物が入り込んでしまう事があります。異物が入った時は、口や鼻から空気を吐き出すように鼻を鳴らして異物を出そうとします。異物としましてはゴミ、毛、小さな虫などで、水が入る事もあります。季節の変わり目に毛が生え変わり、自分の毛やフケにより鼻づまりをおこす事もあります。この場合に猫が鼻を鳴らす音は「猫の咳」とも言われます。
鼻に異物が入り鼻を鳴らすのを止めさせる方法
- 異物を取り出す
- 病院へ行く
鼻の穴をのぞき詰まったものを出します。湿らせた綿棒を鼻の中心から回すようにし、滑り出るようにします。鼻の中にしっかり付いてしまっている場合は獣医師にとってもらう方が良いでしょう。
④猫が鼻を鳴らす時に考えられる病気
猫が定期的に鼻を鳴らす時に考えられる病気
- 猫の喘息
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎(鼻炎が長引くと)
- 猫風邪
- クリプトコッカス症
- 心筋症
- トキソプラズマ
- 肺炎
- 鼻腔内のおできやニキビ、腫瘍
- 虫歯
- 心臓肥大
鼻を鳴らす病気に伴う症状
- 鼻水や鼻づまり
- なみだ
- くしゃみや咳
- 発熱
- 口呼吸
- 荒い呼吸
- 食欲低下
- 大きなイビキ
- 鼻の周囲のシコリ
- 鼻血
病気で鼻を鳴らす音
- 病気で鼻を鳴らす音:フガフガ
- 病気で鼻を鳴らす音:ブガブガ
- 病気で鼻を鳴らす音:ブーブー
猫の鼻に異物が詰まっていなく、定期的に猫が鼻を鳴らすと共に症状のある場合は病気の可能性があります。原因を探り治療をするために病院を受診してください。
猫が鼻を鳴らす時の治療法
猫が鼻を鳴らす時飼い主が出来る事
- 詰まった物を取り出す
- ぬるま湯で濡らしたタオルやガーゼで鼻水を拭き取る
- 鼻の中の鼻水を抜く
- 洗濯や掃除の回数を増やし環境を清潔に保つ
- 病院へ行き投薬
皆様もそうだと思いますが、本当に鼻が苦しいと詰まりが無くなるためなら何でもしたいという気持ちになりますよね。そのためには飼い主側で緊急に出来る事があります。
①ぬるま湯で濡らしたガーゼやタオルで鼻の表面を優しく拭いて鼻水を綺麗にします。
②嫌がらなければ鼻の両脇のつぼを優しくマッサージし、苦しさを緩和してあげましょう。
③鼻水がある場合は、ティッシュをこより状にして少し奥の鼻水を吸い取り、くしゃみなどをした後にもう一度手前にきた鼻水を取り除きます。
猫が病気で鼻を鳴らすのを予防するためには?
規則正しい生活を送る
- 心地良い環境づくり
- 栄養価の高い食事
ウイルス感染症は体力や免疫力が弱まっている時、特に子猫や高齢の猫やストレスがあるなどの場合に発症しやすいです。心地よい環境づくりをする事が大切で、就寝時間や起床時間を守るようにしましょう。そして総合栄養食を中心としたフードで食生活も整えます。
外部との接触をなるべく減らす
- 完全室内飼いにする
- 飼い主も手を洗う
外に出かけた時に、鼻を鳴らす野良猫と喧嘩をしてきた場合、伝染することもあります。外へ出かけると言う事はリスクも伴います。勿論、飼い主が外で鼻を鳴らす猫に触った時も飼い猫に触る前にアルコール消毒をしたり、着ていた洋服を洗濯する注意も必要です。
ワクチン接種のすすめ
猫風邪はほとんどの場合ワクチン接種で予防が出来ます。感染予防、そして感染した場合でも病状を弱める事ができます。
よく鼻を鳴らす猫種
- スコティッシュフォールド
- ペルシャ
鼻の様子をよく観察して上げる事が大切です。
まとめ
- 猫が鼻を鳴らす理由:興奮しているから
- 猫が鼻を鳴らす理由:嫌な気持ちだから
- 猫が鼻を鳴らす理由:鼻に異物が入ったから
- 猫が鼻を鳴らす理由:病気になったから
- 猫が鼻を鳴らす時は鼻の状態を確認する
猫が鼻を鳴らす4つの意味についてお話しさせていただきました。
興奮して喜んでいる時ならば嬉しく安心ですが、病気等が潜んでいると考えると怖いですね。日頃、寝言で「スースー」「ピーピー」「グーグー」と聞こえるのは良いですが、少し濁音混じりで猫が鼻を鳴らす時は注意が必要であると思います。
日々、愛猫とのスキンシップを楽しみながら健康管理にもいそしみたいですね!
30代 女性 はなこ
すごく、苦しそうだったので早く治療をしていただきたかったのです。すぐに、抗生剤の治療て鼻水を吸いとっていただきました。
息が楽になり顔も穏やかになりまして安心しましたが気管支炎にもなりかけていたので、酸素をあびながら一晩入院させました。
次の日には、退院して家に連れて帰るとすぐに遊び始めました。遊んだのは短時間でしたが家に帰ることができた喜びを表現しているようでした。
1ヶ月すると、完治して元気な猫ちゃんに元通りになりました。いたずらもして困るときもありますが、元気が一番だなと思いました。