猫も笑顔になる?
- 猫は表情で笑顔にはならない
- 猫が笑顔に見える時は「フレーメン」効果
- 猫が笑顔の時は仕草に現れる
一般的には猫には表情筋がないので、笑顔になる事はなく、もし笑顔に見えたとしたらそれは「フレーメン」と呼ばれる匂いを感じてる行動だ、と言われています。
でも、猫好きさんの間では「そんな事はない!猫も笑う!!」というご意見が…。
確かに猫の笑顔は犬のように、見分ける事は難しいでしょう。表情でにっこりと笑顔になる事はないかもしれません。ですが、猫は様々な方法、目や耳、しぐさ、鳴き声などで感情を表現しています。
猫を良く観察していると、笑顔になる事はありませんが、嬉しい時には嬉しそうな仕草や鳴き声をあげますし、不満そうな時は、不満そうな目やしぐさになることがあります。
猫によって感情の表現方法は様々です。愛猫がどういう時に笑顔を表現するのか、またその表現方法はどのようなものか、発見できたら楽しいですね♪
お気に入りのおやつを与えた時に笑顔になっているか、じっくり観察してみると、分かりやすいかもしれません。
猫が笑顔の時のしぐさや心理とは
猫が笑顔になった時のしぐさには、以下のものが挙げられます。
- ゴロゴロ音を出す
- 舌をぺろっと出す
- 尻尾をピンと立てる、ゆっくり左右に振る
- クルル〜と鳴く
- ヒゲが上を向く
- ゆっくりとまばたきをする
笑顔になる仕草はこれ以外にもたくさんあると思います。愛猫さんのオリジナル表現を、見つけてあげてください。
ゴロゴロ音を出す
猫がゴロゴロ音を出す時は、満足している時だ、と言われています。もし人間であれば、満足した時は自然と笑顔になりますよね?
嬉しくてゴロゴロ言っている時はきっと目を細め、笑顔で満足そうな顔になっていると思います。
でも猫のゴロゴロ音は、苦痛や死期が近い時にも聞こえることがあるのです。どちらなのかの見分けにはご注意を。
舌をぺろっと出す
インスタグラムで人気のメス猫、バブさんは、嬉しいと思わず、ぺろっと舌を出します。くりっくりのこぼれ落ちそうな目と舌を出した姿がなんとも可愛らしく、バブさんのイラストが入ったTシャツやグッズが販売されています。
バブさんのようなあからさまな笑顔ではないにせよ、嬉しい時に舌なめずりをする猫もいます。「にっこり」、という感じなのでしょう。
尻尾をピンと立てる、ゆっくり左右に振る
猫は尻尾でも感情表現をしますが、ピンと立てているのは友好の証だと言います。尻尾をピンと立てて飼い主さんの方に近付いてくる時は人間で言うと、「笑顔で手を振りながら近付いてくる」イメージではないでしょうか。
尻尾を立てたままゆっくりと左右に振るしぐさも、笑顔を表現していると言われています。逆に、素早く振っている時はイライラしている時。犬と同じとは、いかないようです。
クルル〜と鳴く
鳴き声でも感情表現をする猫ですが、高い声で「クルル〜」と喉を鳴らすように鳴く場合も、笑顔だと言われています。
ご飯の前やおやつをあげようとした時、愛猫が「クルル〜」と鳴いたことはありませんか?嬉しい感情が前面に出ている、猫の笑顔の表現方法です。
ヒゲが上を向く
猫のヒゲは基本的には下向きです。心理状態によって、ヒゲは様々な向きに動きます。笑顔の時は、ヒゲが上を向くのです。
撫でて貰って気持ちが良い時など、目を細めながらヒゲが上に向かってピンとしていませんか?じっくり愛猫を、観察してみてください。
ゆっくりとまばたきをする
愛猫が飼い主さんに向かってゆっくりとまばたきをするのは「あなたを信頼しています。大好き。」などの感情表現です。
筆者は、この時の猫はきっと、笑顔なのだと思っています。愛猫がまばたきしてくれたら、まばたきをし返してあげると良いでしょう。
元々笑顔の猫もいる
ロシアンブルーは「ロシアンスマイル」と呼ばれる微笑んだように切れ上がった口元をしています。普通の顔をしていても、笑顔でいるように見えるのが特徴です。
いつも笑顔でいるようなロシアンブルーと一緒にいたら、常に幸せを感じられそうです。
ロシアンブルーはあまり鳴かない、「ボイスレスキャット」としても知られています。きっと穏やかな暮らしが、出来る事でしょう。
まとめ
今回は猫は笑顔になるのか?についてご紹介しました。
愛猫が笑顔でいてくれたら、飼い主としても幸せな限りです。猫は飼い主さんの感情を良く感じる動物なので、飼い主さんが幸せでいる事が、猫にとって笑顔になれる事でもあるようです。
ご自身の為にも愛猫の為にも、なるべく楽しく、笑顔で毎日を過ごしたいものです。
40代 女性 さおり
しっぽを左右にゆらゆらしたり、グルグルいったりしますね。
嬉しいと伝えたいときには、足にスリスリして来ます。
色々と、表現して私たちに嬉しいよ、幸せよと身体中で伝えてくれます。
フレーメン反応で、笑顔に見えますが笑ってはないのですよね。