猫はやんちゃ期にどんな行動をとる?
猫は生後3ヶ月~12ヶ月のあいだは成長期であり、活発に動き回る傾向があります。
この活発に動き回る時期のことを「やんちゃ期」ともいい、家の中で激しく遊び回ったり、時には飼い主さんをちょっぴり困らせるような行動をとることもあるのです。
猫はやんちゃ期に入ると、一体どのような行動をとるのか。やんちゃ期によくある「ちょっぴり激しい行動」を紹介していきます。
1. 飼い主さんの手足に噛みつく
やんちゃ期の猫は、猫用おもちゃにも飛びついてくる傾向にありますが、おもちゃ以外のものに興味を示すことも大いにあります。
ひらひらと揺れるカーテンや、見慣れないものが映っているテレビ画面など、面白い動きをする物は全て”やんちゃ期の猫のおもちゃ”になる可能性もあるのです。
なかでも、人間の手や足はさまざまな動きを見せるため、子猫の興味をひきやすく、格好の餌食になりやすいのです。
噛み癖を付ける前に
子猫のうちは噛む力も弱いため、手足を嚙まれても大した痛みを感じないかもしれません。しかし、子猫の噛み癖を放置したまま育ててしまうと、成猫になって噛む力が強くなってからも、飼い主さんの手足を噛む可能性が高いため非常に厄介です。
そのため、噛み癖のある子猫を飼っている場合は、成猫になる前に噛み癖をなくす工夫をしてきましょう。手足を噛まれた時は「ダメ!」と大きな声で叱ったり、大きな音(拍手など)を出すように心がけて「飼い主さんを噛むと大きな声や音がする…嫌だなぁ…」と猫に感じさせると効果的です。
2. 室内を思いっきり走り回る
やんちゃ期の猫は気になるものにじゃれつくだけでなく、室内で思いっきり走り回ることも多いです。
からだがどんどん大きくなるにつれて体力もついてきますし、周りにどんな物が置いてあろうがおかまいなしに走り回るため、花瓶やお皿といった壊れやすいものや、飲み物の入ったコップなどを猫に倒される可能性もあります。
そのため、やんちゃ期の猫を飼っている場合は、猫がいるスペースに”倒されたくないもの”を置いていないかどうか、こまめにチェックすることを心がけましょう。
3. 夜中でもおかまいなしに騒ぐ
やんちゃ期の猫は夜中でも体力が有り余っていることがあります。そのため、飼い主さんが眠っている真夜中でも、おかまいなしに騒ぐことも…。
もし、猫が騒ぐせいでどうしても眠れない場合は、猫がいる場所とは違う部屋で眠る、昼間に猫とたくさん遊んであげて体力を消耗させ、夜はぐっすり眠るように工夫するなどの対策を取り入れてみましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:えびす&ほてい / ♂ / スコティッシュフォールド / 1.5kg
やんちゃ期の猫はさまざまな”激しい行動”を見せるため、時にはその行動のせいで飼い主さんを困らせてしまうこともあるかもしれません。
もし、子猫があまりにも激しく動くせいで困っている場合は、猫の立場になって対策を考えてみましょう。