飼い主の食べ物を横取りする猫の対策
対策1 子猫のときからしつけておく
飼い主の食べ物を横取りさせないためには、子猫のうちからしつけをしておかないといけません。
だいたいの猫は食べ物に執着心があると言います。人間の食べている物に、興味や好奇心を持ちやすいのです。人間の食べ物の味を知ってしまうと横取りしたり、おねだりしたりしてきます。
飼い主さんが、子猫のときから人間の食べ物を与えないようにすることと、食べようとしたときにしっかりしつけをしておく必要があるのです。
机の上や調理台に登ろうとするときに、大きな音を立ててこわい場所と覚えさせます。それを子猫のときから教えておけば、成猫になって飼い主の食べ物に興味を持たなくなることがあります。
対策2 先に猫にご飯を食べさせる
猫が飼い主の食べ物に興味を示すのは、お腹が空いているからと考えられます。
まず飼い主が食事をする前に猫にご飯を食べさせておくか、同時に猫のご飯をあげるようにします。猫は目の前にある食べ物に興味を持つので、横取りされる心配がなくなります。
猫がお腹いっぱいになれば、飼い主の食べ物を欲しがることもなくなるでしょう。猫が満足いく食事をしていれば、飼い主の食べ物を横取りすることはないと言えます。
対策3 手が届く場所に食べ物を置かない
猫が飼い主の食べ物を横取りするのは、手の届く場所にあるからかも知れません。猫が手を伸ばせば届く場所に置いていませんか?
食事するときは、猫の手が届かない高さや場所に、食べ物を置くようにしましょう。
中にはずる賢い猫もいて、飼い主さんの見ていない隙を狙い、瞬殺で逃げ去る場合もあります。猫が、ジャンプしないと届かない高さの机が安心だと思います。
対策4 食事中は部屋に侵入させない
猫が飼い主さんの食べ物に、執着心が強くある場合は、猫を部屋に侵入させないようにするしかありません。
食事中は猫を別の部屋で待機させるか、ケージやキャリーバッグに入れておくようにしましょう。食いしん坊な猫は、お腹いっぱいでも飼い主さんの食べ物を欲しがることがあります。
「食べられものは、今のうちに食べておく」のが猫の生き方のようです。
対策5 食べ物を置きっぱなしにしない
猫を飼ったときに注意しないといけないのは、食べ物を置きっぱなしにしないことです。
猫は、「食べ物を好きに食べてください」だと思ってしまうのです。
飼い主さんが食事した後に、出しっぱなしにしていたり、ラップして食べ物を置いていたりすると、猫に横取りされてしまうので気をつけましょう。
猫に飼い主の食べ物を食べさせるのがダメな理由
猫用のご飯を食べなくなる
猫に人間の食べ物ばかり与えていると、猫のご飯を食べなくなることがあります。猫用のご飯では匂いや味が物足りなく感じてしまうのです。
飼い主さんの食べ物ばかり食べてしまい、ぶくぶく太って肥満猫になるのです。
一度人間の食べ物を食べさせると、それしか食べなくなり大変になることがあるのです。
猫の体を悪化させる
飼い主さんの食べ物を横取りするのがいけないのは、人間の食べ物が有害になるからです。
猫が人間の食べ物を食べてしまい、中毒を起こすと命にも関わるのです。そして、「少しならいいか」の気持ちが、猫の人生を変えてしまう病気になることも頭にいれておかないといけません。
まとめ
猫が飼い主の食べ物を横取りしてしまうのは早いうちからのしつけ不足や、猫が満足した食事ができていないのが原因のようです。
また飼い主さんが猫を甘やかしていたり、食べ物の管理不足だったりも原因になります。
猫は飼い主さんの食べている物に興味を持ち、欲しくなってしまうので、横取りされないように対策をとっていくようにしないといけませんね。