猫とクリスマスツリーの戦い
クリスマスの時期になると多くの家庭で飾られるクリスマスツリーは、キラキラしたオーナメントや電飾などでとっても魅力的に飾られますよね。しかし、そんなクリスマスツリーを見て心が躍るのはヒトだけではありません。
「急に現れた木の置物、しかもキラキラしている飾りがぶらぶらと魅力的に動いている。気になって登ってみたら面白い!これ、猫のための遊び道具じゃない!?」
なんて思考回路になっているのかは、わかりませんがとにかくクリスマスツリーに興味を持って何かとイタズラをする猫は世界各国に存在しています。
事実、クリスマスの時期になると猫にクリスマスツリーが無残に破壊された画像がSNS上で行きかいます。SNSで流れてくるその画像を見て「あぁ~、もう12月か~」と感じる方も少なくないはず。
ちなみに我が家の愛猫は、クリスマスツリーを出すと絶対に一回はこんな状態になります。
しかし、せっかく飾ったクリスマスツリーを無残に破壊されたら飼い主としてはたまったものじゃないですよね。そこで今回は、毎年繰り広げられるクリスマスツリーをめぐる、ヒトVS猫の戦いに終止符を打つためのアイディアをいくつかご紹介しましょう。
猫にクリスマスツリーを壊されないための対策
アイディア1:クリスマスツリーをケージで囲む
まず最初の案として多くのヒトが実行しているのが、クリスマスツリーをケージで囲ってしまう方法です。猫はある程度の高さなら登ってしまいますがケージで囲むと、それだけで猫の行動を制限できます。
完全に防ぐことは難しいので他のアイディアと併用しながらにはなりますが、まずは猫の脱走防止策の要領でクリスマスツリーを囲ってみましょう。
アイディア2:猫が怖がるものをクリスマスツリーに飾る
猫がクリスマスツリーに興味を示すのはクリスマスツリーが気になって気になって仕方がないからです。逆を言えばクリスマスツリーを恐怖の対象にすれば猫は遊ぶどころか近づこうともしないはずです。
猫にとって何が怖いのかはその個体によって違うでしょうが、苦手とされる掃除機の近くに飾ってみる、猫の天敵である蛇の人形を置いてみる、お化けや化け物のオーナメントを飾ってみるなど、実際に試している方は様々なものでクリスマスツリーを守っています。
あまりにも愛猫が恐怖を感じるものを置いてしまっては、ストレスを与えてしまうでしょうが何か嫌いなものがあるならばクリスマスツリーと一緒に飾るのも良いですね。
アイディア3:猫が入らない部屋にクリスマスツリーを飾る
もし猫がはいらない部屋があるなら、その部屋に飾るのが一番安全でしょう。猫がクリスマスツリーを倒したりすると大変危険ですし、怪我の原因になる可能性もありますので、できればクリスマスツリーと猫を接触させないのが一番です。
また、猫の生活に支障がないのであればクリスマスの期間だけ猫がその部屋に入らないようにするのもいいですね。
筆者の友人は、室内だと愛猫が倒すからと庭に大きなクリスマスツリーを飾っています。確かに庭なら、大きなクリスマスツリーが置けますし家のイルミネーションとしても活用できるし、お部屋の間取りによってはリビングからも見えるしと一石二鳥ですね。
アイディア4:クリスマス当日だけツリーを飾る
クリスマスツリーをずっと置いていたら愛猫に破壊されるため、クリスマス当日にツリーを出して、クリスマスパーティーが終わったら即片付けるという方もいらっしゃいます。
確かにこれならば飼い主の目がありますので、早々いたずらをされないでしょうし、留守中に愛猫がクリスマスツリーを破壊していたらどうしよう!というハラハラした気持ちを味あわなくても済みそうです。
ただし、クリスマスツリーをこだわって飾り付けしたいという方はすぐに片づけるのが切なく感じてしまうかもしれませんね。
アイディア5:猫が届かないところにクリスマスツリーを飾る
衝撃的な飾り方としては、天井にクリスマスツリーを取り付けて飾っている方がいらっしゃいました。つまり天井から床に向かってクリスマスツリーが生えている感じです。
確かにこれなら天井が高い家なら猫にイタズラをされることもないでしょうが、あまりにも斬新な飾り方にネタかな?と目を疑ってしまいました。
また、床に置いたらクリスマスツリーを倒されるので壁にクリスマスツリーを取り付けている強者もいらっしゃいます。確かに猫に届かない範囲に飾り付けられるなら良いですが、あまりにも飾り方が斬新になりすぎるのも考え物です。
ただ、他の家庭とは一味違ったクリスマスツリーとなりますので、みんなと一緒じゃイヤ!という方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
猫にクリスマスツリーを壊されるなら始めから飾らなければいいじゃん!そう思う方もいらっしゃるでしょうが、せっかくのクリスマスなのですからクリスマスツリーを飾って楽しみたいという方も多いでしょう。
愛猫にイタズラをされないように対策をしても、思いがけない発想で破壊されるかもしれません。それでも、クリスマスツリーを守るために今年もたくさん知恵を絞って猫からクリスマスツリーを死守する戦いに備えましょう。