子猫はいつから留守番させて良い?注意点やポイントを紹介

子猫はいつから留守番させて良い?注意点やポイントを紹介

子猫はいつから留守番が出来るのでしょうか。子猫は可愛らしく、守ってあげたくなる存在です。飼い主も四六時中一緒にいても苦ではないくらいの癒しの存在です。しかし、子猫と常につきっきりという状況をつくるのは難しいです。この記事では、子猫はいつから留守番が出来るのかまとめました。

子猫はいつから留守番が出来るのか

窓から外を眺めている猫

どの程度、子猫に留守番させるつもりなのかにもよりますが、近所のスーパーなどに行くような数時間程度の用事ならば、生後8週間経っていれば子猫はひとりで留守番が可能です。

ただし、部屋の温度管理と子猫の体調が良い場合に限ります。
この条件が揃わない限り、数時間程度の外出であっても留守番は出来ません。

半日程度の留守番が出来るようになるのは子猫が生後3、4ヶ月頃からですが、子猫に初めて留守番をさせる時には、あまり長い時間ひとりにさせないように注意して下さい。

生後間もない子猫は、ご飯のタイミングが1日の中で頻繁にあり、誰かの世話を必要とする時期です。
よって、留守番をさせるには不適切な時期です。どうしても出掛けなければならない場合は、家族などの他の人に子猫を見ててもらうように頼むか、動物病院などの施設で預かってもらいましょう。

そして初めは短時間の留守番から経験させ、徐々に時間を増やしていきましょう。

子猫を留守番させる際の気をつけるポイント

窓際で横たわっている猫

ケージの中で留守番をさせる

子猫が留守番に慣れていない場合には、ケージの中で留守番をさせた方が安全であると言えます。
慣れた環境であっても、万が一飼い主の留守中に怪我をしてしまったら、すぐに治療をする事が出来ません。

また、子猫は好奇心旺盛なので成猫と比べると怪我や事故のリスクが高くなります。
したがって、子猫が留守番に慣れていないうちはケージを用意するようにしましょう。

室温は27度に設定

夏に子猫を留守番させる場合には、必ずエアコンを付けましょう。
しかし、エアコンを付けっぱなしにすると部屋が冷えすぎてかえって身体に障ります。
したがって、エアコンの温度設定を27度に設定するようにしましょう。

また、エアコンによる冷え過ぎを予防するためにブランケットやバスタオルを用意しておくと子猫はより良い環境で留守番をする事が出来ます。

冬の場合は、暖房を付ける必要はなく、毛布などの防寒具を用意しておけば問題ありませんが、特に冷える日は必ず暖房にタイマーを付けて出掛けるようにして下さい。

春や秋の場合は、気温による弊害が殆ど見受けられないので、特に何も準備をしなくても大丈夫です。
しかし、小まめに気温についてチェックを行いその都度準備や対応を行いましょう。

餌と水はどの程度用意するか

水は2つ用意しておくと万が一、留守番の間に子猫が水をひっくり返してしまった場合であっても飲み水を失う心配はありません。

餌は、生後4ヶ月程度の猫であれば朝に十分な量を食べさせれば半日はご飯を食べなくても平気です。
しかし、猫は少しずつ餌を食べるので時間が経っても鮮度が落ちないドライフードを用意しましょう。

子猫を安全に留守番させる方法

寝ている猫

子猫を安全に留守番させる方法は、まず危険な物を出しっぱなしにしないという事です。

例えば、ガラス製の皿やコップはそのまま食卓に出しておくと留守番の間に子猫が誤ってひっくり返してしまい、ガラスの破片で怪我をしてしまう可能性があります。

必ず食器は棚やかごにしまい、また子猫が開けられないようにロックなどを棚に固定し、子猫が怪我をしない環境を作ってあげましょう。

また、行動出来る場所を制限する事も効果的です。
行動範囲を広げると子猫にとっても飼い主にとってもマイナスな面が多いです。
特にドラム式洗濯機など大型家電のある場所には子猫には近付いて欲しくありません。

したがって、留守番させる場所をリビングやダイニング、そして寝室に限定する事によって事故やトラブルを未然に防ぐ事が可能です。
子猫にとっては窮屈かもしれませんが、大怪我をするよりはいいと考えます。

最後に、子猫が寂しくないようにぬいぐるみや飼い主の匂いの付いた毛布や衣類などを傍に置いてあげる事によって、子猫は安心して飼い主を待つ事が出来ます。

まとめ

横になっている白い猫

子猫は生後3ヶ月頃からひとりで留守番が出来るようになりますが、初めての経験は猫であっても怖いと思うものです。
いきなり長時間家を空けるのではなく、短時間の留守番から始めて、飼い主のいない環境に慣れさせていきましょう。

子猫の留守番に欠かせない事柄は、室温管理と安全な環境を作る事です。
人間の環境に慣れない子猫には、ちょっとしたトラブルであってもストレスとなります。
したがって、猫にとって安心出来る環境を作り出す事が上手に留守番をさせる重要なポイントとなります。

また、餌や飲み水の用意も忘れずに行いましょう。
子猫が慣れないうちはケージを用意しておけば、怪我や事故の心配は無くなります。

私達人間も幼い頃はひとりで留守番が恐ろしいと感じました。
子猫も同じです。
長時間外出しても大丈夫な環境を整えるためには飼い主の気遣いと思いやりが必要となります。

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