猫にお留守番させるのはかわいそうなのか?
結論から言うと、猫の月齢や性格によります。
子猫や甘えん坊の猫では、1匹でのお留守番は寂しがることがありますし、成猫や自立心の強い猫では、留守番が平気なことも多いです。
ですから、留守番を寂しがる猫の場合は、かわいそうになり得ますし、そうではない猫の場合はかわいそうではないのです。
留守番を寂しがる猫対策
留守番を寂しがる猫の場合、どのような対策があるでしょうか?
- 対策1 成猫になるのを待つ
- 対策2 もう1匹猫を迎える
- 対策3 ラジオや猫用ヒーリングミュージックを流しておく
- 対策4 フェロモン製剤を使う
- 対策5 ペットカメラを導入
- 対策6 飼い主さんの匂いがついたものを置いておく
対策1 成猫になるのを待つ
子猫の場合は、まだまだ甘えん坊ですから、留守番を寂しがることも多いでしょう。
事故に遭う危険性もありますので、なるべく長時間の留守番は、避けるようにした方が無難です。
どうしても長時間留守番させる場合は、ケージに入れるなどして、子猫の安全を確保します。
成長して成猫になれば、1匹でも問題なく留守番できるようになることも。
こればかりは性格によりますので、育ってみないと分からない部分ではあります。
対策2 もう1匹猫を迎える
留守番をさせたときに、帰宅すると猫が飛んで出迎えにくるようでしたら、寂しさを感じているのでしょう。
お腹が空いている可能性も否めませんが、空腹ではないのに勢い良く出迎えるようでしたら、きっと寂しかったのです。
そんな猫の場合は、できればもう1匹、猫を迎えてあげると良いかもしれません。
猫にも相性がありますので、メス猫の場合は、子猫かメス猫の方が仲良くなりやすいよう。
オス猫の場合は、メス猫を迎える方が良いようです。
オス同士ですと、どうしても縄張り争いが起きやすく、トラブルの元になることがあります。
子猫と子猫ですと、比較的うまくいきやすいです。
猫の相性に関しては、正直会わせてみないと分からないのですが、ご紹介したように、なるべく仲良くなりやすい組合せの新入り猫を、迎えるようにしましょう。
対策3 ラジオや猫用ヒーリングミュージックを流しておく
ラジオや、猫用のヒーリングミュージックを小さな音で流しておくと、寂しさが紛れるようです。試してみる価値はありそうです。
対策4 フェロモン製剤を使う
猫用のフェロモン製剤を、猫が良くいる場所にかけておくと、不安が紛れて気分が落ち着くようです。副作用はありませんので、購入して使ってみても良いでしょう。
対策5 ペットカメラを導入
留守番中の猫の様子が見られる、ペットカメラを導入してみてはいかがでしょうか?
飼い主さんの声が送れるものもありますので、寂しがりやの猫にはもってこいかもしれません。
飼い主さんも、愛猫の様子が分かって、安心ですね。
対策6 飼い主さんの匂いがついたものを置いておく
大好きな飼い主さんの匂いが染み込んだ、毛布や洋服などを置いておくのも○です。
安心してくれることでしょう。
留守番が平気な猫対策
自立心が強く、留守番が平気な猫の場合、多頭飼いはしなくてOKです。
逆に多頭飼いがストレスとなることもありますので、注意してください。
まとめ
猫は比較的、孤独に強い動物と言われています。
とはいえ、ずっと1匹でがらんとした家にいるのは、やはり寂しさを感じることもあるでしょう。
猫といる時間は、積極的にコミュニケーションを取り、蜜な時間を過ごすようにすると良いでしょう。でも相手は猫ですから、もしかしたら気分が乗らずに構ってくれないかもしれません。
猫って、そんなもんです。