1 猫が悪いものをもって行く
こんな言い伝えがあります。猫が死に際、家族にある病気や悪いものをもって行くそうです。
家族の誰かしらが患っている病気や、家族に起こる災難を、代わりに猫が追い払ってくれると言います。
つまり猫が身代わりになって厄払いしてくれるのでしょう。実際、飼い主と同じ病気にかかり、我が子の命を救ってくれたと言う方もおられるそうです。
2 猫は悪い霊を追い払う
猫が持つパワーには魔除けがあるそうです。魔除けとして猫を飼っている人もいるそうです。
猫には、人には見えない何かを見ることができると言われています。ウソかホントかは、猫に聞いて見ないとわかりませんが、こんな説があります。
誰もいない所を見つめている時は普通の霊、威嚇し、毛を逆立てている時は悪い霊がいると言うそうです。占い師の人が、猫は悪い霊を追い払い、寄せつけないと猫を飼っているそうです。
人間に見えない紫外線が見える猫ですから、特に霊を見ていても、不思議はないのかも知れませんね。
黒猫は幸運を招く
黒猫は縁起が悪いと言う説もありますが、日本では縁起が良いと言われています。黒色と言うだけで敬遠されていますが、とても優しい性格を持っています。
黒猫を見ると幸せが訪れる、病気が治るなどと言う説もあります。また、商売繁盛の猫は三毛猫か黒猫が多く、魔除けや厄除けの意味もあるようです。
4 猫の絵をお守りにする
猫の絵をお守りとしていたと言う説もあります。その昔、猫は鼠狩りとして、大変重宝されていました。
農作物や蚕を荒らす鼠から猫が守ってくれることで多くの人が、猫の絵をお守りにして飾っていたそうです。猫の絵をお守りにしておくと、鼠が寄り付かなくなると言われていたからです。
5 猫には浄化能力がある
スピリチュアルでは、猫は浄化する力があると言われています。邪気や悪い気を浄化してくれるのです。
確かに猫を飼うと、心が癒されるのと同じ意味があるのかも知れません。心の病を持っている人の気持ちを楽にしてくれるような、不思議な能力が猫にはあるのでしょう。
猫は厄を払ってくれる?猫の歴史
不思議な力がありそうな猫ですが、猫に言い伝えられてきた伝説は数知れずあります。
数千年の歴史のある猫が、人に愛されて手放せない存在になったのも、人にパワーを与えてきたからなのでしょう。
古代エジプトでは、エジプト人が最初に猫を飼ったと言われ、とても大切にされ、猫は宝物として扱われていたようです。そして猫にまつわる伝説には、厄払いや魔よけなど、古くから言い伝えが存在するようです。
また反対に、エジプト発症の猫も、次第に世界中に進出しだし、中世ヨーロッパでは「魔女の使い」、「魔女の手先」とされ、歴史が塗り替えられ、猫が不吉な生き物として扱われてしまうのです。
古い昔にあった猫の歴史が、人々に先入観を植え付け、猫に対するイメージが良くなかったりもするのでしょう。しかし猫のイメージも変わっている現代では、神社に祀られたり幸運を運ぶ猫などと縁起が良い動物として扱われているのです。
まとめ
猫の言い伝えられている伝説について紹介しました。猫に良いイメージを持つ人もいれば、悪いイメージを持つ人もいて当然だと思います。
実際に、猫を飼って見て猫がどんな存在かがわかるのではないでしょうか?
古い歴史から、言い伝えのままの猫の印象は、あまり良くないのかも知れません。今でも、黒猫のイメージが悪いと言われている地域もありますから。
猫に持つイメージもそれぞれあって良いと思いますが、できれば良いイメージを持ってくれる人が増えて欲しいと思います。