猫の祟りや呪いが怖い!不気味なお話や言い伝え

猫の祟りや呪いが怖い!不気味なお話や言い伝え

猫の祟りは都市伝説?実話?どちらにしても祟りと言う言葉だけで怖いと感じてしまいます。猫に関する呪いや不気味なお話、迷信は、数しれずあります。どうやら猫の祟りと化け猫は共通するようです。今回、猫の祟りについて紹介します。

猫の祟りのお話『猫を殺せば七代祟る』

暗闇の中で灯るロウソク

この意味は、猫を殺せば子孫七代にわたって祟られるくらい、猫は執念深い動物と言う意味です。猫の祟りと言われる逸話の例を紹介してみます。

1.杵で虐待された猫の祟り

昔、男の子が、お正月に使う餅つきの臼と杵で遊んでいました。
飽きた男の子は他に楽しいことがないかと思い、たまたま家の前にいた太った猫を見つけ、その猫を杵で虐待して殺してしまったのです。その猫は山に捨てられたのです。

数日後、男の子の様子が一変して、人が変わったように夜中に呻き散らすようになりました。
どうやら男の子に猫の祟りの霊がついており、「もうすぐ生まれそうだったのに…産みたかった、許さない、呪ってやる。おまえたちを7代先まで必ず呪ってやる」と言ったそうです。

2.庭を荒らした猫の祟り

野良猫の多くいる住宅街で可愛がる人もいる中、猫を嫌う人がいました。
その男性は、猫が庭を荒らしたと言い、猫を叩き殺したり、虐待をしたりしていました。

ある日その男性は、猫の祟りからか脳卒中で倒れたと言います。
半身不随になり、口もきけなくなり家族にも見離され、一人寂しく老人病院でなくなったそうです。

3.生体実験された猫の祟り

とある大学病院の脳神経外科の先生は、猫を使って実験をしていました。
ある日先生の様子があまりにおかしいので、どうしたのか聞いてみると、猫の祟りがとり憑いたと言うのです。その後お祓いをしたが猫の祟りは負い払えず、結局、先生は大学病院を辞めたと言うお話です。

猫の気持ちからすると、「執念深いのは人間の方だ」と言っています。
子供の頃にあった経験を歳をとっても言い続ける執念深さ、猫が嫌いな人は、大抵猫に引っかかれたとからと言うトラウマがあるのです。猫を嫌いと追い払う人は、何十年も猫を祟り続けているようなものではないでしょうか?

猫の祟りの実話

暗闇の中でこちらを見つめる猫

猫を虐待したりいじめたりすると、必ず何か起こると言い伝えられてきています。
猫の祟りとも言える有名な都市伝説があります。

  • 2015年アメリカで男性が猫の目をバットで殴って潰した、猫の祟りからか、その後、男は窓から落ちて重傷を負った。
  • 野良猫を拾ってきては虐待をして、その様子をカメラに録画してネットに流していた。

猫の祟りからか、数年後にこの男は自宅で爆発事故が起きて重傷を負った。

猫の気持ちからすると、「動物にも感情はある」「命を粗末に扱うな」「弱いものいじめするな」と言っています。

これが猫の祟りなら自業自得なのではないでしょうか?
猫の虐待は法律で罰せられるくらい罪深いのです。猫に犯した罪は、倍にして祟りのように仕返しされると言うことでしょう。

猫の祟りにまつわる黒猫の迷信

暗闇の中で瞳が光る黒猫

今でこそ黒猫は幸運、魔除けの猫と言われていますが、昔は黒猫にまつわる不気味なお話や、迷信がたくさんありました。猫の祟りとは少し違うかも知れません。

古代ヨーロッパと魔女と黒猫

魔女狩りによって、黒猫が殺されることがあったと言われています。
黒猫は、毛の色から暗闇で他人の目に見えない、隠れられる力がある、として魔女のパートナーとして扱われていたそうです。

黒猫が不吉とされた迷信は、古代ヨーロッパの魔女と黒猫からくるようです。
黒猫が前を通ると不幸が起こる、黒猫をまたぐと不幸が起こる、13日の金曜日に黒猫を見ると不幸が起こる、と言う迷信があるそうです。

黒猫は魔よけ

一方で、イギリスでは黒猫が幸運の象徴とされています。3年に一度、猫のパレードが行われる地域もあると言われています。
日本においても、「夜でも目が見える」などの理由から福猫として商売繁盛の象徴とされています。その中でも、黒猫を飼うと結核が治ると言う迷信から、黒猫が魔よけや厄除けの神様として奉られています。

猫の祟りから霊に取り憑かれた

猫の格好をした女性

人は何かに取り憑かれている、と表現することがあります。それは動物の霊である場合、症状が動物の動きにとても似ているからだと言います。
もしも猫の祟りから霊に取り憑かれてしまうと、どのような行動を起こすのか紹介しましょう。

.油をなめる
.舌を使って食事をする
.暗闇を好む
.昼間は外に出ない、夜に徘徊する
.四つん這いになる

などの行動を取るというのです。

猫の霊が取り憑かれる人

動物の霊が取り憑いてしまうケースはあるようです。
動物の霊がつくのは、優しい人や同情する人だと言います。つまり自分の感情を外に出す人が、霊に狙われる性質のようです。
動物の霊は、猫の祟りとして取り憑く理由とは違うようです。猫に虐待やストレス発散や実験台などの扱いをすると、天罰がくだることから猫の祟りにつながるのでしょう。

猫の祟りは怖いまとめ

怒った表情で鳴く猫

猫の祟りと言われるのは、噂や迷信とされる反面、実際に事故で重傷を負ったり、亡くなってしまったりする話もあると囁かれています。

猫の祟りは科学的に証明されていないとされますが、罪のない猫を殺したら同じように天罰が下ると言うことです。

猫の目つきや、しなやかな体が魅力的であることから、猫には神秘的なパワーがあると言われています。猫の祟りや猫にまつわる迷信はそこから来ているのかも知れません。

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