石黒亜矢子さんの最新作『ねこまたごよみ』が発売
株式会社ポプラ社より石黒亜矢子さんの最新作である絵本『ねこまたごよみ』が、2021年12月15日に発売されました。
著者の石黒亜矢子さんは国内外に多くのファンを持つ絵描きです。妖怪や創造の生き物を描く唯一無二の独特な世界観で人気を集めています。
今回刊行された『ねこまたごよみ』も、妖怪を好む石黒さんならではの猫の妖怪・ねこまたの家族を主人公にした絵本となっています。
『ねこまたごよみ』の内容と大人も楽しめる魅力
『ねこまたごよみ』は猫の妖怪・ねこまたの家族の1年間を描いた絵本です。ねこまたは日本の伝承や怪談に登場する妖怪で、かつてはペットだった猫が化けたもの、もしくは山に住む猫が化けたものといわれています。
外見の特徴は2つに分かれた尻尾で、長生きした猫がねこまたになるという言い伝えが有名です。
『ねこまたごのみ』は生まれたばかりのねこまたの五つ子ちゃんが、「ねこの日」や「ひにゃまつり」、「またたびまつり」などの行事を楽しみながら成長していく物語。
2月から始まるねこまたの1年も春夏秋冬と季節が移りかわるので、季節の植物や食べ物、服装などが色彩豊かに描かれているのが特徴です。
絵には伏線やしかけが満載で、子どもだけでなく大人も夢中で読めて繰り返し何度でも楽しめる作品になっています。
定価1,650円(税込)
「#ねこわいい」キャンペーン実施中
『ねこまたごよみ』の刊行を記念して、Twitterに指定のハッシュタグをつけて投稿する「#ねこわいい」キャンペーンが実施されています。
「ねこわいい」とは「ねこ×かわいい×こわい=ねこわいい」を意味しており、「もしかしたらうちの子はねこまたかも?」と思わせるような少し怖い表情も見せる猫が行事を楽しむ写真を投稿するという企画です。
投稿した方の中から合計22名の方に、投稿した猫の写真を用いた素敵なプレゼントが送られます。
現在募集中で2022年2月14日(月)が締め切りとなっています。詳しい応募方法はポプラ社のホームページからご確認ください。