『家庭どうぶつ白書』とは?
『家庭どうぶつ白書』は、世界最大規模のペット統計データ集です。アニコムホールディングス株式会社により2010年から毎年発行されており、日本の家庭どうぶつに関する様々なデータがまとめられています。
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の保険支払い実績やアンケート調査の結果をデータとして活用し、犬や猫の人気品種や疾患統計などがわかるようになっています。
データを共有し活用することで、どうぶつの暮らしをより良いものにしていくことが『家庭どうぶつ白書』を制作する目的であり、どなたでもWebサイトから無料で閲覧やダウンロードが可能です。
『家庭どうぶつ白書2021』公開、ペットの平均寿命は延びていることが判明!
『家庭どうぶつ白書』の2021年版がすでに公開されています。
今回は2008年から2019年にかけてのペットの平均寿命の推移が調査内容に入っており、2019年の犬の平均寿命は14.1歳、猫の平均寿命は14.3歳という結果が出ました。
2008年と比較すると犬は0.9歳、猫は0.4歳それぞれ平均寿命が延びていることが判明。現代では人間の寿命が延びていることは広く知られていますが、ペットも同じように寿命が延びてきているようです。
また犬種や猫種ごとの平均寿命や、鳥やうさぎといったエキゾチックアニマルの平均寿命、それぞれのどうぶつにどのような疾患が多いかなどもデータ化されています。
愛猫や愛犬の病気予防の参考にも
いま飼っているペットがどのような病気になりやすいかを知っておくことで、予防に役立てられる場合もあるのでペットの飼い主さんにとって有意義な統計だといえるでしょう。
また1年間にペットにかかった費用の調査結果も掲載されています。これからペットを飼い始めることを検討している方が見ることで、実際にペットと暮らしていくうえで必要な予算の目安がわかります。
いざペットを飼い始めてから予想以上に費用がかかって飼育するのが難しいということにならないよう、事前に確認してみてはいかがでしょうか。