猫のためのクラウドファンディング!
猫の糞尿や鳴き声などといった野良猫みまつわるトラブルを解消するため、兵庫県伊丹市では2017年から地域猫活動の支援を本格化しています。
講習を受けた人が市内で野良猫を保護したのち、不妊去勢手術費の一部を助成。2020年までに千匹以上の猫が対象になりました。
このような活動を推進するべく、今回はふるさと納税による寄付を取り入れることにしました。
クラウドファンディングでの取り組みとしては、西宮市、三田市などでも行われており、日本でも着徐々に取り入れられるようになっています。
ふるさと納税での寄付が可能
クラウドファンディングからの寄付は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」から行うことができます。
伊丹市外の寄付者には、全額に応じた返礼品が届くようになっています。また、目標の150万円に到達できなかった場合でも、寄付金は事業に活用されるということです。
野良猫を地域で見守る地域猫としての活動は、数人の行動で行われるわけではありません。その背景には、多くの人の愛情や経費が掛かっています。
飼い主の非道な行動によって、飼い猫から居場所のない野良猫になってしまった猫たち。地域猫として見守るとしても莫大な費用が掛かります。
このニュースを通して猫との接し方や育て方、猫の本来の在り方について改めて考えるべきと言えるのではないでしょうか。