NYキャットフィルムフェスティバルがニューヨークで開催

猫を主役にしたショートムービーの祭典が毎年アメリカで行われているのをご存じでしょうか。

この祭典はNYキャットフィルムフェスティバルと言って、毎年秋になるとニューヨークを皮切りに全米各地やカナダでツアーが行われます。

今年のNYキャットフィルムフェスティバルのプレミアは先頃、グローバルキャットデーである10月16日に行われ、昨年は新型コロナの影響で開催されなかったこともありより一層の盛り上がりを見せたようです。

主催者によると今年は特にハイレベルな作品が揃っているとのことで、選りすぐりのショートムービー21本が約90分にわたり上映されます。

特徴として、作品の制作時期が新型コロナのパンデミックによるロックダウン期間と重なったため、家にいる時間の長い飼い主と猫との関係性を描いたユーモラスな作品が多いそうです。

その中の1本はYouTubeでもご覧いただけます。日本語字幕はありませんが、常に自宅にいる飼い主にややうんざりした猫の様子が伝わってくる、ついニヤリとしてしまう内容です。

このNYキャットフィルムフェスティバルは、各地の動物福祉団体と提携して行われ、チケットの売り上げの一部はこうした動物福祉団体に支払われます。

このフェスティバルには犬バージョンであるNYドッグフィルムフェスティバルもあり、こちらも同様に全米各地とカナダをツアー巡業し、各地の動物福祉団体に売り上げの一部が渡るそうです。

猫好きにはたまらないこんなフェスティバルをアメリカとカナダでしか観ることができないというのは残念ですが、日本でもこうした楽しいイベントが開催されたら嬉しいですね。