那須どうぶつ王国のスナネコ 3頭が他の動物園へ移送決定
那須どうぶつ王国で移送が決定したのは、2020年に誕生したハディーヤ(♀)、マシュリク(♀)、サディーカ(♀)。スナネコの普及啓発と種を保存するため、繁殖を目的として他施設に移送が決まりました。
なお、2020年4月に国内で初めて誕生したアミーラの引っ越し先については、現在調整中とのこと。
ハディーヤは、九州の動物園「長崎バイオパーク」に。サディーカとマシュリクは沖縄県の「ネオパークオキナワ」に移送されます。
那須どうぶつ王国から移送される3頭は11月30日で見納めとなりますが、最終日には飼育員による餌やりが見学でき、スナネコの誕生エピソードも聞くことができます。
移送先で繁殖が成功し、国内のいろんな動物園でスナネコに会えるようになると嬉しいですよね。
スナネコとは
スナネコはアフリカ北部、中東、中央アジアの砂漠に生息するネコ科の動物です。子猫のような可愛らしい見た目から「砂漠の天使」と呼ばれています。
アニメ「けものフレンズ」では、美少女に擬人化したスナネコが登場し「可愛い!」と日本中で注目を集めました。
見た目が可愛いのでペットにしたいと思う方もいるかもしれませんが、動物園以外の飼育は向いていません。生息する環境の影響か、気性が荒いためスナネコはペットにしていないようです。