サイクリングや登山など飼い主とともに様々な旅を楽しむ黒猫
バウンティは飼い主とともに旅をしながら新しい発見をするのが大好きな猫です。
彼専用のバックパックに入り、飼い主のドイナ・ムラブスキさんに背負われつつイタリア各地をサイクリングで旅したり、登山をしたりキャンプをしたりしながら素晴らしい景色を楽しみます。
つい最近は、アルプスの2000m級の名山グリニェッタに登頂してきました。おそらくこの山に登ったイエネコは、バウンティが初めてでしょう。
ムラブスキさんは4カ月ほど前に、バウンティを猫の保護施設から引き取りました。
アメリカと同様イタリアでも「黒猫」の譲渡率は非常に低くいため、多くの黒猫は引き取り手が見つかるまでに時間かかるそうです。
飼い主の作った専用バックパックで長旅もへっちゃら
ムラブスキさんはバウンティを専用の手作りバックパックに入れて旅をし、その様子をSNSで発信しています。
彼女は、バウンティと一緒に1カ月以上の長旅に出たこともあるそうです。2021年秋には、バッラービオからマテーラまで自転車で旅をしました。
バッラービオからマテーラまでというと、ブーツ型をしたイタリア半島の膝の部分から足の甲までを旅したことになります。
旅を始めて最初の数日は気が立っていたバウンティも、次第に慣れて旅を楽しむようになりました。
飼い主が自転車を漕いでいる間、彼はバッグの中で寝ています。
ムラブスキさんがこんな風に旅をしてSNSで旅の様子を発信するのは、「猫はソファで寝てばかりいると信じ、一緒に旅ができるのは犬だけと思っている人たちに向け、そうではない」ということを教えるためだそうです。
たしかに、こんなに可愛い相棒がいたら旅の楽しさも倍増しますよね。