猫たちに新しい居場所と飼い主を! 交流スペース『ひだまりねこ』開店
2021年9月、福島市のとある猫カフェが10月一杯で閉店するという話が常連客の間で広まりました。
何よりの問題は、カフェの猫たちの居場所がなくなってしまうということです。
そこで閉店する猫カフェのオープン時に店長だった高橋さんが理事を務める「一般社団法人猫の陽だまり」で、20匹あまりの猫を譲り受けることになり、そのうち4匹の猫は里親に引き取られ、無事に新しい家族と居場所を見つけられました。
残された17匹の猫たちに居場所と里親探しの場を用意するため、猫カフェの常連たちが有志となり里親探しの拠点になる交流スペース『ひだまりねこ』の開店を決意!
『ひだまりねこ』はたくさんの人が猫たちとふれあい、猫を愛し大切にしてくれる里親と出会えるスペースとなることが期待されています。
17匹全ての猫に里親が見つかり卒業することを目標にし、目標を達成できた後も高齢猫や地域猫支援のためにスペースを継続したいという思いがあるとのこと。
クラウドファンディングで目標金額75万円を大きく上回る支援が集まる!
『ひだまりねこ』の開店に向けて、多額の費用が必要となりました。
猫たちの生活費だけでなく、猫カフェでは十分に行き届いていなかった健康管理を徹底するために血液検査の費用もかかります。
また高齢だったり持病があったりする猫も多く、治療費や療法食の費用も欠かせません。
今回、その資金をクラウドファンディングで募ったところ、目標としていた75万円を無事に達成。
さらに猫たちが遊んだりくつろいだりできるキャットタワーの設置や、内装を整えるためのネクストゴールとして125万円という目標を設定すると、それをも上回る支援が集まりました。
支援総額は、はじめに設定した目標金額75万円の倍以上。 多くの人々が猫たちの幸せを願い、応援したいという思いでいることが伝わってきます。
『ひだまりねこ』は、2022年2月中にオープン予定。
猫カフェで猫スタッフとして頑張り、たくさんのお客さんを癒し愛されてきた17匹の猫たち。『ひだまりねこ』で素敵な家族と出会い、穏やかな第二の猫生をスタートできることを祈ります。