愛猫の盗み癖に飼い主も呆れ顔|おやつの袋からカエルまで「戦利品」を献上する猫

玄関前に置いてある不審なおやつの空き袋

2021年10月ごろのこと。

イギリスのコッツウォルズに住む、ローレン・ストリートさん(26歳)とボーイフレンドのパトリック・ギャリティさん(30歳)は、表玄関の前に猫のおやつやドッグフードの空き袋が捨ててあるのを頻繁に見つけるようになり不思議に思っていました。

やがて、このいたずらの犯人は愛猫の「ティバリ」であることを突き止めます。

ティバリは近所からあらゆる種類のおやつを盗んできていたのです。

パトリックさんはティバリが猫のおやつの袋を口にくわえ、忍び足で窓の敷居を歩く瞬間をカメラに捉えました。

ティバリは見つかってしまいちょっぴり恥ずかしそうですが、悪びれた様子はみじんも見せず、窓を開けてもらうと戦利品をくわえたまま普通に家へ入ってきました。

飼い主の元へあらゆるものを献上する愛猫

実のところ、ティバリの盗み癖は今に始まったことではありません。ティバリは他人の家に盗みに入るのが好きなことで近所でも有名でした。

ローレンさんは、ドアの前に様々な種類の猫や犬のおやつの空き袋が捨てられているのを10回以上は見つけたそうです。

ですが、ティバリがそれらの袋をどこから持ってくるのかはまったく謎でした。

そこでローレンさんが近所の人に尋ねてみると、「隣に住む女の子が自分の猫におやつをあげられるよう外におやつの袋を出しておいたところ、ティバリが袋ごと盗んでいった」とのこと。

「彼は飼い主と分け合うためにお土産を持ってくるのです」と、ローレンさんは言います。

彼はカエルをはじめ多くの奇妙なお土産を飼い主の元へ持ってきますが、過去にはドフィノワーズポテト(ジャガイモのグラタン料理)が外に置いてあったこともあるそうです。

猫を飼っている方にとっては他人ごとではないかもしれませんね。