古典芸能が気軽に楽しめる!猫×ジャズ×古典人形芝居『涅槃に行った猫』横浜・小田原で公演

『涅槃に行った猫』横浜・小田原で公演決定

猫好きの方におすすめイベント公演があります。

それがジャズと古典芸能である人形劇が融合されたJazz-Bunraku『涅槃(Ne-han)に行った猫』。

「古典芸能って、なんだか難しそう」そんなイメージをお持ちの方もいませんか。

でも心配しなくて大丈夫!主人公が可愛い猫なので、その姿や表情を見ているだけでも楽しめるうえ、主人公を好きになれることで自然と物語の世界に没頭できます。

ジャズと人形芝居がコラボレーションした本作は、歌とナレーションは英語ですが日本語字幕付きで安心して観れますし、外国の方が日本の古典芸能にふれる機会としてもぴったり。

楽しく英語を勉強したいという方にもおすすめです!

公演は二部構成で、第一部が『涅槃(Ne-han)に行った猫』、第二部は『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 政岡 忠義(まさおか ちゅうぎ)の段』。2つの劇を観劇できるのでお得感がたっぷりです。

それでは、猫好き注目の『涅槃(Ne-han)に行った猫』がどのような物語なのかをご紹介します。

仏教の慈悲の心を描く『涅槃(Ne-han)に行った猫』

 

『涅槃(Ne-han)に行った猫』の原作はベストセラーになったアメリカ児童文学『The Cat Who Went to Heaven』。

これまでにオフブロードウェイなどで上演されて評判になりました。

物語は貧しい絵師のもとに、お手伝いが猫を連れて帰ってくることから始まります。最初は怒っていた絵師も、愛らしい猫に「福」と名付けやがて可愛がるようになっていきます。

ある日、寺の住職から涅槃図を描いてもらいたいと頼まれた絵師は、貧しさから抜け出せることに喜びます。

ところが涅槃図に猫がいないことに「福」が悲しみました。釈迦入滅の時に別れを告げに来なかったことから、猫は仏の世界から除外されてしまい、涅槃図には描かれないのが一般的だったのです。

悲しみのあまり日に日に痩せていく福の姿に、絵師はある決断をします…。

 

という猫が好きな方は、猫の福と福を可愛がる絵師に感情移入しつつ、人形芝居の魅力を味わえる作品と言えるでしょう。

詳しくは、「[日本語] Jazz-Bunraku 涅槃(Ne-han)に行った猫 The Cat Who Went to Heaven」公式ホームページでチェックしてみてください。

公演概要

横浜公演

会場:神奈川県立青少年センター紅葉坂ホール

日程:2022年2月27日(日) 開場 13:00 / 開演 13:30

小田原公演

会場:小田原三の丸ホール大ホール

日程:2022年3月6日(日) 開場 13:00 / 開演 13:30