突然ですが、数字が苦手というお子さんが比較的多いのではないでしょうか。
小学校に入学して算数の授業が始まっても、なかなか理解が追いつかないと「数字を見るのもイヤ!」と算数が嫌いになってしまうことがあります。
そのため学校で苦労しないよう、小学生になる前から数字の勉強をさせるお父さんやお母さんもいると思いますが、園児の頃からおとなしく数字にふれてくれるというのも中々難しいのではないでしょうか。
そこで子どもが数字や算数を嫌いにならず、楽しく勉強をするのにぴったりの絵本があるのでご紹介します。
算数が苦手な子におすすめの絵本『たすひくねこ』
算数が嫌い、もしくは苦手というお子さんに読んで欲しい1冊、それがマイクロマガジン社から発売されている『たすひくねこ』。
『たすひくねこ』は、にわさん作・大迫ちあきさん監修の算数絵本で、2021年5月に発売されて以降メディアでも多数紹介され話題になりました。
未来屋えほん大賞入選やリブロ絵本大賞入賞も果たし、大好評につき重版出来!
可愛い猫たちと一緒に、親子で楽しく算数の勉強をしたい方におすすめです。
『たすひくねこ』のあらすじと楽しみ方
『たすひくねこ』は5匹の猫たちが宝の地図を拾うことから物語が始まります。
地図を囲んで相談していると、そこへ地図の持ち主の猫が登場。5+1=6で、猫は6匹になりました。さらに仲間が増えて合計で10匹の猫が集まり、お宝探しに出発!
ところが冒険の途中でトラブルが発生し、「むねんー!」とリタイアしていく猫が続出。10匹いた仲間が、10-1=9、9-1=8、8-1=7…どんどん減っていくのです。猫たちは無事にお宝に辿り着けるのでしょうか?
増えたり減ったりする猫の数を通して、足し算と引き算を学びながら物語を楽しめるのが『たすひくねこ』の魅力。
まだ学校で算数を習っていない3歳~5歳のお子さんの算数との出会いにぴったりの1冊といえるでしょう。
すでに算数や数字が嫌いになってしまった小学生のお子さんも、可愛い猫たちと一緒に足し算や引き算をすることで算数の面白さに気づけるかもしれません。
ダウンロードコンテンツも充実
こどものほん編集部ホームページでは、絵本に登場する猫たちと算数の勉強ができる「ねこねこさんすうプリント」が公開されています。
『たすひくねこ』を読んで算数の楽しさを知ったら、プリントでもっと学びを深めていけるのが嬉しいですね。
他にもおめんや迷路、すごろくなどをダウンロードして遊べます。
詳しくは、マイクロマガジン社「こどものほん編集部」公式サイト、または本屋さんでご確認ください。