2021年、猫の腎臓病克服を目指す宮崎徹教授のAIM研究が話題に
2021年に東京大学の宮崎徹教授(2022年3月末退職予定)のAIM研究が話題になったことをご存じでしょうか。
血中の高濃度タンパク質であるAIMを活用した、猫の腎臓病治療薬の開発が資金不足によって中断してしまいましたが、全国の愛猫家からたった2週間で1,4億円もの寄付金が集まったことで注目されました。
腎臓病は猫にとって主な死因のひとつであり、「腎臓病を克服できれば猫は30歳まで寿命を延ばすことも可能なのでは」、といわれているそうです。
愛猫が元気に長生きしてくれることほど、猫の飼い主さんにとって嬉しいことはありません。
猫を愛する人々がAIMを活用した薬が発売されるのを待ち望んでいます。
マルマンから猫の腎臓の健康維持フード『AIM30』発売決定!
AIMを使った治療薬は現在も開発中ですが、このほどペットフード・用品の総合メーカー「マルカン」から、AIMを活用したキャットフードの発売が決定したようです!
宮崎徹教授の研究成果がついに商品化された『AIM30』は、猫用のドライフード。
チキン味で通常の600gサイズに加えて、80gのおためしパックも販売されます。食いつきを確かめられる少量パックが用意されるのは嬉しいですね。
発売日は2022年3月1日を予定。
ブランドサイトも今後オープン予定とのことなので、詳しい情報が公開されるのを待ちたいところです。