今年の韓国社会を表す四字熟語に「猫鼠同処」が選ばれる
韓国の教授新聞は、毎年年末にその年の社会を表す四字熟語を選定しており、2021年は韓国の教授たちにより「猫鼠同処」が選ばれました。
「猫鼠同処(びょうしょどうしょ)」とは、猫と鼠のように立場の違う者や本来は敵対する関係の者がかばい合って悪事を働くことを意味します。
権利者が手を組み不正を犯している現状への警告や、リーダーになろうとする人々の道徳性への疑いを込めてこの四字熟語が選ばれたようです。
猫好きなら知っておきたい「猫」を使った四字熟語
「猫」を使った四字熟語は他にもいくつか存在します。聞き馴染みのないものが多いかもしれませんが、4つの四字熟語をご紹介します。
1、「猫鼠同眠(びょうそどうみん)」。
こちらは「猫鼠同処」と同じく立場の違う者が手を組んで悪事を働くことを意味する四字熟語です。普段は仲が悪い猫と鼠が同じ穴で眠ることをたとえて作られた言葉で、良い行いのために協力するときには使えません。悪事を働くというのがポイントです。
2、「窮鼠噛猫(きゅうそごうびょう)」
弱い者も追いつめられると必死になり、自分より強い相手を倒すことがあるという意味です。「窮鼠猫を噛む」ということわざはご存じの方も多いのではないでしょうか。
3、「能猫陰爪(のうびょういんそう)」
能力のある者はそれをひけらかすような真似はしないということです。「能ある鷹は爪を隠す」と同じ意味になります。
4、「照猫画虎(しょうびょうがこ)」
虎の絵を描くために猫をお手本にするように、本質を捉えずに見た目だけ真似することを表しています。
人気者でかっこいい先輩に憧れて、その人のファッションや髪型だけを真似するような人に「それはただの照猫画虎で、中身は空っぽのままだよ」というように使います。
なかなか日常生活で目にしたり耳にしたりする機会のない四字熟語ばかりかもしれませんが、 猫好きの方はご家族や友人との会話の中で使ってみてはいかがでしょうか。