機内ペット同伴サービスとは?
航空会社スターフライヤーは、国内定期便で機内ペット同伴サービス(仮称)の導入を目指しています。
機内ペット同伴サービスとは、小型犬や小型猫といったペットが飼い主さんと一緒に飛行機に乗ることができるというものです。
「ペットのサイズの指定、ケージから出してはいけない、餌を与えてはいけない」など条件はあるものの、ペットも機内で一緒に過ごせるのは、愛犬や愛猫と旅行がしたい飼い主さんにとって非常に嬉しいサービスです。
これまで飛行機を利用したペットとの旅行の際は、ペットを荷物として預けなくてはなりませんでした。機内の移動時間も愛犬や愛猫と一緒に過ごせるようになれば、飼い主さんもペットもお互いに安心です。
第2回の実証実験の概要
2021年10月にはすでに第1回目の実証実験が行われており、今回発表された第2回実証実験は12月5日と6日の2日間で行われる予定です。
今回のフライトで検証することは主に2点あります。
1点目は、機内のアレルギー対策の検証。動物の毛の飛散を抑えるケージの利用や、高機能微粒子フィルタを用いた換気によるアレルギー対策の徹底を目指し、その効果を検証します。
2点目は、ペット同伴での空港から機内、宿泊先への移動環境や顧客体験についての検証です。北九州第一交通株式会社や、ICI ホテル浅草橋などの企業と連携して検証を進めていきます。
当日はすでに選定されているペット持込のモニター搭乗者が、愛犬や愛猫と一緒にフライトを体験します。
今後も検証フライトを続けていくことで、いずれはスターフライヤーが目指すようにペットとの旅行は機内でも一緒に過ごすのが当たり前という日が来るかもしれません。