猫を飼うのにいくらかかる?アニコム損保が『ペットにかける年間支出』を発表
これから猫を飼い始めたいと思っているけれど、自分の経済状況で猫を飼うことができるのかが不安だという方もいるのではないでしょうか。
猫を飼うのにどのくらいの費用がかかるのかをあらかじめ知っておくことで、愛猫と自分の将来の計画が立てやすくなります。
アニコム損害保険株式会社は、アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に行ったアンケートをもとに2021年の1年間でペットにかかった費用を発表しています。
今後猫を飼うための参考にしたい方や、現在猫を飼っていて支出が平均より多いのか少ないのかが気になるという方はぜひチェックしてみてください。
尚、アンケ―トはインターネット上で行われ、有効回答数は犬と猫の飼い主さんを合わせて2,237名でした。
猫飼育の支出で最も大きいのは「フード・おやつ」
2021年1月~12月の1年間でペットにかかった費用について聞いたところ、猫では169,247円(前年比102.7%)という結果になりました。
犬の345,572円(前年比102.1%)と比べると支出は控えめです。
「治療費」「フード・おやつ」「日用品」など項目ごとに支出を確認したところ、もっとも支出が大きかったのは犬猫ともに「フード・おやつ」でした。
猫は約5.3万円(前年比123.0%)と、食べ物への支出が去年よりも増加傾向にあります。
健康のために毎日のごはんを療法食や質の良いフード、自然食品に変えたという飼い主さんが多かったことが理由のようです。
愛猫の健康に配慮する飼い主さんが増加傾向にあることから、猫が家族として大切にされている様子が感じられます。
新しく購入したIoTアイテム
最近はペット関連のIoTアイテムを購入する方が増加。
2021年に購入したIoTアイテムを聞いたところ、「見守りカメラ」を購入した飼い主さんが最も多いという結果になりました。
他にも「自動給餌器」や「システムトイレ」を購入した方が多く、「その他」に含まれるアイテムとしては「自動給水器」が人気です。
猫との暮らしを安全で快適なものにするために、最近ではIoTアイテムが活用されているようです。
調査結果によると猫と暮らすためには一般的に、年間17万円くらいの費用がかかるようです。
これから猫を飼う予定の方は、この金額を参考にして猫との生活をイメージし計画を立ててみてください。