カメラの前でポーズを取る「天性のモデル猫」
米国カリフォルニア州に住むアンバー・モーリーン・ルーさんは、飼い猫である2匹のスコティッシュフィールド、「ハーレー(6歳)」と「ローラ(1歳)」とともに、面白い衣装を着て写真を撮影しSNSに投稿して多くの人を楽しませています。
こうした写真を撮るようになったのはハーレーがまだ子猫だった頃、ルーさんが友人のクリスマス写真撮影会に招かれた際に、ハーレーも一緒に写真を撮れないかと頼まれたのがきっかけでした。
たいていの猫は衣装を身に付けたまま1分もじっとしていることができませんが、ハーレーは15名以上の人間が忙しなく動き回るセットの中ですんなり写真撮影に応じることができたのです。
以降、ハーレーは様々な衣装を着て写真のモデルを務めるようになりました。
その後数年間でmハーレーとローラは約300着ものユニークな衣装を身に付けてきたそうです。
面白衣装で写真を撮るハロウィンプロジェクト
これらの衣装のうちいくつかはハーレーが自宅で着るようなシンプルなセーターですが、多くはルーさんが毎年行っているハロウィンプロジェクトの衣装です。
このプロジェクトでは、10月のあいだ毎日ハーレーにユニークな衣装を着せて写真を撮ります。
1年目は自宅にあるものを寄せ集めて衣装を用意していましたが、2年目からは衣装のアイディアをリストにして、ルーさんが自分で作り始めました。
中には複雑な衣装もあったため、その意図が伝わりやすくなるようルーさんもハーレーと一緒に衣装を着るようになったとのこと。
ですがルーさん曰く、ハーレーが着たがらないものは絶対に着せないそうです。
「バカげた写真よりもハーレーの幸せの方がずっと大事です」と、彼女ははっきり言います。
目標は毎日誰かを笑顔にすること
気難しそうな表情が魅力的なハーレーは、どの写真でもとても可愛らしく写ります。
一方、妹猫のローラはハーレーほど写真撮影が好きではありません。しかし、「新たに家族に加わったウサギのジョージ・マイケルをこの写真撮影に加えることができれば」と、ルーさんは期待しています。
ルーさんの目標は、1日の終わりに誰かを笑顔にすることです。
数年前、彼女がハロウィンのプロジェクトを止めようと考えた時には、多くのフォロワーから彼女の投稿をとても楽しみにしており、特に辛い気分の時には救いになる、というメッセージが届きました。
ルーさんは、「こうした写真を通して誰かを元気づけることができれば」と常に考えているそうです。