寄付に出した古いリクライニングチェアの中に愛猫が!
2021年12月31日(日本では大晦日)にアメリカのコロラド州デンバーで、ある家族が引っ越し準備のため古い家具を片付けていました。
彼らは古いリクライニングチェアを地元のリサイクルショップに寄付しますが、まさかその椅子の中に愛猫「モンテクラ」が潜り込んでいようとは夢にも思いません。
リサイクルショップのスタッフはすぐに椅子の中で鳴いている猫に気づき、地元の動物シェルターに連絡して猫を引き取ってもらいます。
シェルターのスタッフはモンテクラに装着されたマイクロチップを確認しますが、登録された情報は最新のものではありませんでした。
一方、モンテクラの家族はすぐに愛猫がいないことに気づき、リサイクルショップに問い合わせます。
リサイクルショップのスタッフは猫が動物シェルターにいることを家族に伝え、数時間後にモンテクラとその家族は無事再会できたのでした。
引っ越しの際はマイクロチップ登録情報の更新を忘れずに
シェルターの担当者ジェナ・ハンフリーさんによると、「誰かが引っ越しや旅行のために荷造りをしていたり、新たなペットを迎える準備をしていたりするなど、ストレスが溜まる状況にあると猫はどこかに隠れてしまうことがある」ということです
ですが、寄付された家具の中に猫が隠れているという連絡をもらったのは、ハンフリーさんも初めてだったとのこと。
彼女は、ペットの犬や猫が迷子になる前に、忘れずにマイクロチップの登録情報を更新しておくよう飼い主に注意喚起しています。
なんともお騒がせな事件ですが、家族にとっては忘れられない大晦日になったかもしれませんね。