きょうも、お猫さまはいとをかし。【第9話】「暗闇へのお誘い」

きょうも、お猫さまはいとをかし。【第9話】「暗闇へのお誘い」

【…★毎週水曜更新★…】元保護猫、茶トラのお嬢「ひなた」。その悠々自適で不思議な暮らしを、彼女を取り巻く下僕目線でお届けします。今回はバタバタと過ごした年末年始のお話…。

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きょうも、お猫様はいとをかし。第9話

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い致します。

来客の多い年末年始であっても、お嬢の生活や行動には殆ど変化がありません。来客中、隠れたりすることもなく堂々とマイペースに過ごしてくださっていました。

しかし、そんな中でもお嬢は不満を募らせていたようで…どうやら私が忙しなくバタバタと動き回っているのが気に入らなかった模様。突然、下僕の目の前に立ちはだかりとてつもなく大きな声で「ニャー!」と鳴いたかと思えば、チラチラと振り返りながら「こっちだ」と無人の真っ暗な部屋へと誘導してくださいました。

体育館裏に呼び出されるような…身に危険が迫っているような…「ヤラれるか…?」と一寸の不安を感じたことをお許しください。お嬢の後について真っ暗な部屋へと入ると…まさかのジャンピング抱っこ。予想外の行動に本来すべき用事もすべて放棄し、しばらくお嬢を抱きしめさせていただきました。

これが年末の大晦日、そして年明けの2日と続いたため「お嬢なりの年末年始の挨拶」であったと、下僕めは勝手に捉えております。本年も例年同様、お嬢にこの身を捧げる所存に御座います。


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作者:のの

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