1. 散歩の有無
猫と犬の飼い方で大きく違うのが、散歩の有無ではないでしょうか?ほとんどの犬では散歩が必要ですが、猫は家の中で十分なことが多いです。忙しい飼い主さんの場合、散歩に連れていく時間がない為、ペットは猫を選ぶ、と言う人もいるでしょう。稀に散歩に行く猫もいますが、必ずしも猫に必要があるものではありません。
2. 生活空間
生活する空間ですが、犬とは違い猫には高さが必要です。上下運動ができる環境が、猫には適しているのです。野生の猫は高いところに登って、身を守ります。これには、敵に襲われる危険性が少なく、危険を素早く察知できる場所にいよう、と言う猫の本能が関係しています。
その為、登れる高い場所がないと、猫はストレスを感じてしまうでしょう。猫を飼う時は必ず、キャットタワーなど高い場所を用意することが必要です。
3. しつけ
犬と違って猫は、しつけが難しい生き物です。絶対にできない、と言う訳ではないのですが、かなりの根気と時間がかかります。基本的に猫をしつけようと考えるより、猫にして欲しくない行動が、できないように環境を整える方が近道です。
いけない事をしたからと言って猫を叱ってもしつけにはなりませんし、ただ恐怖心を与えてしまうダケのことも多いです。
4. ニオイ
犬は体臭がありますが、猫は基本的に、体臭がありません。それは、猫が肉食動物で、獲物に気づかれないように体臭を消す様々な努力を、しているからです。猫の体に鼻を近づけても、強い匂いがすることはほとんどないでしょう。
ただ、猫の排泄物はかなりキツい匂いがあります。猫を飼う時に気をつけるべきは、体臭ではなく排泄物の匂いです。
5. 接し方
犬は飼い主さんをリーダーと慕いますが、猫は飼い主さんとは対等な関係でいます。猫の世界では、ボス猫はいるものの、主従関係はあまりないのが現実です。
その為、飼い主さんのことはリーダーではなく対等な関係だと思っているので、ずっと犬を飼って来た人は驚くかもしれませんね。
まとめ
今日のねこちゃんより:ナナ / ♀ / 雑種(ミックス) / 3.4kg
猫を犬のように扱う、または逆に犬を猫にように扱うのは、あまり良くありません。やはりそれぞれに合った扱いをしなければ、ストレスを溜めてしまうでしょう。一緒に飼う場合は、猫と犬は違う生き物だという事を認識して、注意して扱うようにして行きましょう。