猫は高いところ·狭いところがなぜ好き?

猫は高いところ·狭いところがなぜ好き?

何となくですが、猫の好きなところは高い、狭いと認識していると人はいると思います。ではなぜ、猫は高いところや狭いところが好きなのかと聞かれると、説明するのは難しいのかも知れません。猫の好きな理由を知って見ると、もっと猫を理解できるかも知れません。猫の高いところや狭いところが好きな理由を知って見ませんか?

627view

猫が高いところや狭いところが好きな理由

キャットタワーの上でくつろぐ猫

祖先の名残から

猫は家の中の本棚やタンスなどの、あらゆる高いところに行きたがります。かと思えば、クローゼットや袋の中など、暗くて狭いところにも行きたがってしまいます。猫がなぜ、高いところや狭いところに行きたがるのかを探ると、猫の祖先が関係しているようです。

砂漠で暮らす祖先のリビングヤマネコは、高い木の上や岩場の狭い隙間の中で生き抜いてきたと言います。自然界で自身の身を守りながら、獲物や敵と格闘しながら、生き延びる知恵を養ってきたのでしょう。それが根強く受け継がれているのでしょう。

猫の本能から

猫の本能と言うのは、体が自然の赴くままに行動をとってしまうと言うことなのです。猫の脳に「安全」とインプットされているのです。猫が高いところや狭いところを愛してしまうのは、先祖代々受け継がれてきたもので、それが本能としてあらわれてしまうのでしょう。

野生界で生き抜く必要がなくなった現在でも、猫は名残を上手く使い分けて暮らしているのでしょう。

猫が高いところに行く理由

棚の上から下を見つめる猫

ノミやダニから守る

猫が高いところに行くのは、ノミやダニなどの害虫を避けるためです。猫は害虫に寄生されないように、高いところに行く習性があります。ノミの飛躍力から逃げるには、なるべく高いところが安全と思うのでしょう。

敵から逃げる

高いところは自身の身を守るための場所です。敵に追われたり、敵から逃げたりするには高いところが安全になるからです。家の中でも逃げるときは、高いところに移動していると思います。

見晴らしが良い

木の上でくつろぐ猫

高いところは、遠くまで見えるので安心できるからです。高いところから獲物を見つけたり、敵が近づいていないかなどを確認できたりするメリットがあるからなのでしょう。

優位性を示す

猫が「強いんだぞ」とアピールするときは、高い位置に立つことで優位性を示します。猫の世界では、強い=高いところになるのです。家の中でも、猫同士が優位性を示すのに、より高いところに上がり「一番はボクだ!」と誇らしげにしています。

安全を確保できる

高いところは、猫にとってはメリットでしかありません。先祖が、高いところで生き抜いたという証があるからなのでしょう。猫が高いところで寝るのも安心を確保できるからです。何かあればすぐに逃げる判断や予測できる場所なのでしょう。

猫が狭いところに行く理由

ソファーの下に隠れている猫

敵から身を守る

猫が狭いところに行くのは、身を守るための手段なのです。穴に潜る、隙間に入るなどの狭いスペースは、姿を消すとも言えます。自分よりも大きな生き物から身を守ろうとすることや、待ち伏せするのに、相手に気づかれないと言ったメリットがあるのです。

安心して眠れる

狭いスペースは、体が密着でき安心できるのでしょう。まわりに囲まれると言うのは、精神的にも安心できる環境になります。猫の場合、狭いところで窮屈になる方が、安心して眠ることができるのです。そのときに必ず、顔は穴の外に向けて寝るのが鉄則です。安全を確認しながら、すぐに逃げられる体勢を整えているのでしょう。

隠しておける

猫の大切なものを隠すためです。野生の世界では、獲物を捕った後、安全な場所に保管します。家の中でも、自分の宝物などとられたくない物を隠しておこうとします。そのときに、バレないように狭いスペースに隠そうとするのです。

獲物がいるかもしれない

これも猫の本能から来るのですが、身を隠すほかにも「獲物が隠れているかもしれない」と狩猟本能がでてしまうようです。小さな獲物は、穴の中に潜っている可能性が多かったと言います。先祖の名残もあって、家の狭くて暗いところで一人で、興奮している姿を見ることもあるのではないでしょうか?

体力を回復させる

猫が体調が悪いときは、狭いところ、暗いところ、静かなところで休もうとします。病気やケガの猫は、弱い部分を隠そうとします。弱いのは、敵に襲ってくださいと言っているのと同じなのです。

体調を温存し回復するには「気づかれない狭いところで、ゆっくり休まなければいけない」と言う概念があるからなのでしょう。

まとめ

小次郎

猫が高いところ、狭いところが好きな理由について書きました。猫が人間の手の届かないところにいるのは、名残からくる本能でもあり、安心できるから好きと言うことなのでしょう。

野生時代の名残は、これから先もずっと受け継がれていくのでしょう。猫が安心と安全を確保できるところは、外でも内でも必要なところと言えるでしょう。

スポンサーリンク