マイナーなネコ科の動物ってどんなのがいるの?
ネコ科の動物と聞かれれば皆さんはどんな動物が浮かびますか?
もちろん猫もネコ科ですが大型の肉食動物であるライオンやヒョウ、チーターなどが一番最初に浮かびますよね。
しかしそんなネコ科の代表的な動物は考えれば浮かぶのですが、実は私達が知らないようなマイナーなネコ科の動物もたくさんいるのです。
そんなマイナーなネコ科の動物についてご紹介させていただきます。あなたはいくつくらい知っていますか?
1.ヒョウ系
大型肉食動物でもあるヒョウ系。
ライオンやヒョウ、ジャガー、トラ、ユキヒョウなどはメジャーで、体重は大きいものだと300~350kgにも及ぶものもいます。ライオンなどは動物園でも見かけるので知らない人はいないですよね。
しかし、そんなヒョウ系でもあまり聞かないマイナーなネコ科の動物がいます。その一例として挙げられるのが「ウンピョウ」「ボルネオウンピョウ」など。
ウンピョウは熱帯雨林を中心にアジア地域に分布しているヒョウの仲間なのですが、日本の動物園で見かけることはあまりありません。
2.ボルネオヤマネコ系
ボルネオヤマネコ系は東南アジア地域の亜熱帯の場所に生息し、小型のものだと2~16kg程度のネコ科もいます。
そんなネコ科の中でもボルネオヤマネコマーブルキャットは耳にしたことがあるかもしれませんが、「テミンクネコ」などはマイナーでしょう。
3.カラカル系
アフリカに生息している動物で体重5~25kg程度のカラカル。
サーバルなどは耳にしますが「カラカル」「アフリカゴールデンキャット」などはマイナーなネコ科ですね。
トルコ語で「黒い耳」という意味があるカラカルは耳がとても特徴的です。肉食動物ではありますが、その見た目は魅力的で猫好きであれば一度は触ってみたくなってしまいますね。
4.オセロット系
オセロット系は南アメリカや中央アメリカなどの広い範囲に分布しているネコ科の動物です。
オセロットだけでなくマイナーなネコ科では「ジェフロイネコ」「コドコド」「ティグリナ」「コロコロ」「マーゲイ」「アンデスネコ」などがあげられます。
そのなかでもコドコドはアメリカ大陸でも最も小さいネコ科の動物とも言われており、珍しく捕獲もしにくいことから生態については明らかとなっていません。
5.リンクス系
温暖な気候に暮らすネコ科の動物。
短い尻尾にピンとした耳が特徴的なネコ科の動物ですが、ボブキャットやカナダオオヤマネコ、その他にも「ヨーロッパオオヤマネコ」「スペインオオヤマネコ」などもいます。
6.ピューマ系
ピューマやチーターはよく聞きますが、「ジャカランディ」というネコ科の動物もいます。ピューマにとても似ていて見分けもつきにくいです。
7.ベンガルヤマネコ系
ベンガルヤマネコやスナドリネコなどは耳にしますが、不思議な見た目やおもしろい表情がなんとも魅力的なのが「マヌルネコ」です。
マイナーなネコ科ですから、聞いたことがない方も多いかと思いますがフワフワの毛はたまりません。
まとめ
ネコ科の動物は猫、そして大型の肉食動物で言えばライオン、トラやヒョウなどが浮かびますがその他にも実はたくさんのマイナーなネコ科の動物もいるようです。
今回あなたはいくつくらいのマイナーなネコ科の動物を知っていましたか?「マヌルネコ」というフワフワの可愛らしいネコ科の動物はぜひとも一度は見てみたいですね。