猫が飼い主の真似をするのはどんなとき?
猫を飼っていると、飼い主がつい笑ってしまうくらい「どうして真似をするの?」と言いたくなってしまう姿や行動をすることがあります。
では、飼い主の真似をするのはどのようなときがあるのでしょうか。ご紹介させていただきます。
1.キッチンでうろうろすると同じようにする
飼い主さんは晩御飯の支度をしたり、毎日バタバタとしたりする時間帯がありますよね。そんなときに今まで寝ていたのに、同じようにキッチンへやって来て落ち着きないようにうろうろとすることがあります。
猫も夕方になり、活発に動く時間帯になったので、うろうろと部屋をパトロールしているのかもしれません。飼い主さんとしては、「もう付いてこないで〜」と言いたくなってしまいそうですが、猫も言いたいことがあって飼い主さんの後ろをついて回っている可能性もありそうですね。
2.布団に来ると同じように入ってくる
飼い主さんがそろそろ就寝をしようとお布団にやって来ると、同じように猫も布団の中に入ってきたり、布団の上で丸くなったりして「眠る準備」を始めることがあります。同じように眠ろうと行動をするのは真似をしているというよりは「行動時間が伴ってきた証」でもあるでしょう。
また、真似をするように同じ布団に来てくれるということは、「信頼関係もあり、大好きだと思っているから」なんですよ。一緒に寝たくて甘えてきてくれているときには、たくさんコミュニケーションをとって、一緒に眠ってあげてください。
3.あくびをするとあくびをする
人間は寝起きに酸素を取り込むときや、リラックスしたいときなどに、あくびをすることがありますが、このあくびを飼い主さんがすると、猫も真似するようにあくびをすることがあります。
あくびは人間同士であれば「家族などの親密な相手」と一緒にいるほど、うつりやすいと言われており、共感をしたかったり関心があったりするから「伝染してしまう」と言われています。
猫の場合、その説が有力かは定かではありませんが、猫も飼い主さんのことをよく見ているからこそ、あくびがうつってしまうのかもしれませんね。
4.トイレに入ると付いて来る
飼い主さんがトイレに行って扉を閉めようとすると、同じように慌ててトイレの中にやって来ることありますよね。「え、トイレ?」と言いたくなってしまいそうですが、これは真似をしているというよりは、飼い主さんがどこかへ行ってしまっていなくなるのが寂しくて、慌てて付いてきてるのでしょう。
5.お風呂に入るとドアに来て真似したそうにする
飼い主さんがお風呂に入ると、浴槽までやって来て一緒に入りたそうにしてきたり、扉の前で「お風呂私も入りたーい」と言わんばかりに待ち構えたりしていることもありますよね。
これはお風呂に入る行動の真似をしたいというよりは、「飼い主さんを待っている」という考え方をする方が正しいでしょう。いずれにしても、側に来て待っててくれているのは嬉しいですね。
6.ご飯を食べると餌を食べる
飼い主さんや家族で食卓に並べたご飯をキッチンで食べていると、猫も真似をするように「餌を食べ始める」ということがあります。
これは猫がたまたまキッチンにやって来たときに、魚やお肉などの良い匂いがすることから空腹になり、「私もお腹が空いた〜」と思って真似するように餌を食べ始めるんですね。
7.テレビを見て寝転ぶと同じような姿勢でテレビを見る
飼い主さんが「一息つこう」と思って、テレビを見ながら少し横になったりすることもありますよね。そうすると、いつの間にか猫も側で寝転んでボーッとテレビを見つめていることがあります。
「真似をしてるの?」とつい笑ってしまいますが、飼い主さんがリラックスしていると、猫も安心をして無防備な姿になってくれるんですね。
まとめ
猫を飼っていると「私の真似をしているの?」と飼い主さんが言いたくなってしまうようなことがよくあります。側に来てくれたり、真似をしてくれたりするのは、飼い主さんと信頼関係があり、関心や興味があるからかもしれませんね。