猫の年齢について
そもそも猫の平均寿命は「15歳前後」と言われており、人間と比べるととても短い命のように思えますよね。しかし猫の15歳を人間に換算すると、何と「76歳程度」に相当し、意外に長生きなんですよ。
筆者の猫も間もなく16歳を迎えますが、あなたの猫ちゃんは人間に換算するといくつくらいなのでしょうか?そんな猫の、年齢差で仲良くなっている場面を次項目でみていきましょう。
年齢差のある猫同士の仲良しな場面
猫を多頭飼いしていると、それぞれ個性があって面白いですよね。年齢差があるからこそ「先輩後輩」みたいな感じで仲良くやってくれるものですが、そんな猫同士の仲良しな場面について、ご紹介させていただきます。
1.後輩猫に釣られて運動会
猫ってとにかく元気ですよね。多頭飼いをしていると「若い後輩猫」に釣られて、先輩猫もテンションがあがってしまうことよくあります。
特に「仲良しだな〜」と思うのは、後輩猫が深夜に走り回って先輩猫に「遊ぼうよ〜」と誘うこと。はじめは一匹で走っていたのに、先輩猫も一緒になって走り出してしまいます。
仲良しなのは良いのですが、飼い主としては「深夜の運動会」はやめてほしいものです...。
2.先輩猫が年下猫を寝かしつけ
年齢差があってもなくても、しっかり者の猫もいればおっとりしている猫もいますよね。性格は猫も十人十色です。
そんなしっかり者の先輩猫は後輩猫の側に行き、一緒にくっついて寝かしつけをしてくれることがあります。
子猫のときって母猫が恋しいからか、夜に鳴いたり甘えたがりになることがありますよね。飼い主さんがお世話をしようと思った矢先に、先輩猫が「母猫の代わりになるかのように」寝かしつけをしてくれると、まるで「仲の良い親子」のように見えますよ。
3.先輩猫が餌を譲る
多頭飼いをしている飼い主さんは、猫にどのように餌をあげていますか?
どちらかと言えば、1匹ずつがどれくらい餌の量を食べたのか分かるように、「猫ごとにお皿を分ける」飼い主さんが多いと思いますが、せっかく分けているのに先輩猫が餌を残して、若い猫に譲ることがあります。
仲良しなのは良いのですが、健康面を思うと先輩猫にもきちんと適正量の餌を食べてほしいですね。しかしそんなとき、遠慮もなしに後輩猫もガツガツ食べるのでビックリです。
4.後輩猫のイタズラに便乗
若い猫は何にでも好奇心旺盛で興味津々ですよね。飼い主さんがちょっと目を離せば、テーブルにあるものを落としてみたり、ゴミ箱を倒して漁ってみたりなど、「イタズラ」は尽きません。
そんなときに先輩猫は「やめなよ」と止めてくれるのであれば、こちらとしては助かるのですが、便乗をして「なになに〜」と一緒にイタズラを始めてしまうこともあります。
仲良しなのは良いですが、部屋がぐちゃぐちゃになってしまうので、イタズラは勘弁してほしいですね。
5.お互いを毛づくろい♪
時にはやんちゃしすぎて喧嘩をしちゃうこともありますが、年齢差があるからこそ「仲良し」なのかもしれません。
血縁関係があっても、家族というより「仲間意識」が強いようで、一緒にお互いを毛づくろいし合ったりそのままくっついて眠ってしまったり。
そんな姿をしていると、本当に仲良しなんだなと感じることができますよ。
まとめ
年齢差があっても、猫はお構いなしに仲良くしてくれます。多頭飼いをしていても、先輩猫が年下の面倒を見てくれることもあるので、本当にその光景を見ていると癒やされます。
しかし、深夜の運動会やイタズラの便乗だけは勘弁してほしいものですよ。