猫が飼い主を悩殺する事とは?
猫が確信犯的に飼い主を悩殺する事には、どんな事があるでしょう?
1.ウルウルの目
大きなウルウルの目で猫は飼い主を悩殺します。おねだりのときはもちろん、怒られたときにも目をウルウルさせることが。
猫の方が身長が低いのでどうしても上目使いになってしまうというのはありますが、自分がかわいいことを自覚している猫は、しっかりと使い分けているようです。
良い例が、飼い主さんに怒られたときです。ママに怒られたときは憮然とした表情をするのに対し、パパに怒られたときは目をウルウルさせて、かわいさアピールする猫がいます。
ウソのような本当な話なので、本当に猫は侮れません。
2.首かしげ
「ん?」というように首をかしげる、ずるいポーズ。距離を測るときなどに首をかしげることもあるようですが、甘えたいときやおねだりしたいときにも効果的に使用します。
大事なモノにイタズラをするので我が家の猫を部屋から追い出すと、「入れて?」と言いたげにかわいい顔で首をかしげます。
本当のところはどうか分かりませんが、あのポーズはずるいなぁ、といつも思います。入れませんけどね!
3.甘え声
分かっててやってそう、と思うのが甘え声です。「私かわいいでしょ?構って!」とでも言いたげに、「にゃぁぁ〜ん」といつもよりちょっと高い声を出します。
その姿に、もしかしたら男性はメロメロになるのかもしれませんが、女性からすると特にどうってことありません…。
なんて冷たいことは言いませんが、うまく声を使って、飼い主を籠絡させようとしているようです。
もちろん声だけでなく首かしげや上目使いもミックスしてきます。そのあざとさには頭が下がります!
4.お腹を見せる
猫がお腹を見せるのは、暑いときか遊んでほしいときです。これは本能的にそうなっているようですが、飼い主にとって悩殺ポーズなのは間違いありません。
しかも仰向けからのドヤ顔ですから、確信犯と思われても仕方ないですね。いかにも「どうだ?かわいいだろ?」と言っているかのようです。
猫がかわいいと分かっていてお腹を見せるのかどうかは分かりませんが、このポーズをしたときはお腹を触ってほしいわけじゃないということを覚えておいてください。
むしろ自分から披露しているのにお腹を触ろうとすると嫌がられます。猫からするとただ、「遊んで!構って!」とアピールしているだけで、「お腹を触って欲しいにゃんて、一言も言ってにゃい!」と思っているようです。
5.幸せそうに目を閉じる
ナデナデすると幸せそうに目を閉じること、ありますよね?
そんな顔をされたら益々ナデナデしたくなってしまいます。うまくコントロールされてますね。
撫でてほしいときは気持ち良さそ~な顔をして、満足すれば噛み付くという分かりやすさ。
6.モフモフの手をうまく使う
超絶かわいいのがあの肉球付きのモフモフの手を伸ばし、タッチしてくるときです。
猫の手自体かなりかわいいのに、それで触ってきちゃうのですから、飼い主としてはもうたまりません。
甘えたいときはもちろん、興味があるものをチョイチョイする手とか、顔を洗うときの手とか、もうヤバイ領域です。猫の手は卑怯だと認定したいくらいです。
7.わざと降りれない所に登る
個人的になのですが、確信犯なんじゃ?と思うことがあります。それは、わざと降りれないような高い場所に登る猫です。
いや、本当は自力で降りることができるのに、わざと降りれにゃいアピールをして、飼い主に降ろして貰っているのではないか、と感じます。
人がやったら間違いなくイラっとするのに、猫だと「また?しょーがないなぁ。」と言いつつ、心の中で「かわいい…」と思ってしまうことでしょう。
猫の方も、高い所に登って鳴けば飼い主さんが降ろしてくれることを知っているので、やはり確信犯としか思えません!
8.飼い主の上にそびえ立つ
普通に考えたらかなり失礼で迷惑な行為なのに、こと猫になると体の上にそびえ立ってもどうして嬉しくなってしまうのでしょう?正に、猫マジック!
よほどでなければ、どかそうとする飼い主もあまりいないでしょう。
絶妙のバランス感覚でそびえ立ってくる猫はすごいと思いますが、乗っても怒られないと思っているに違いありません。舐められたもんです…
9.猫のフォルム自体…
有名な話なのでご存知の方は多いと思いますが、猫の顔は「ベビースキーマ」という基準に当てはまる、哺乳類が「かわいい!」と思う形をしています。
目が大きくて頭が丸くて、鼻が短いなどの特徴があると、人をはじめとした哺乳類は本能的にかわいさを感じてしまうようなのです。猫の顔は正に、そのベビースキーマにぴったりの顔なのです。
加えて、芸術とも思えるほどの流線美溢れるあの肉体。かのレオナルド・ダ・ヴィンチも、「猫は完璧な芸術品」と絶賛しているほどの美しさです。
赤ちゃんのような愛嬌のある顔に、芸術品のような体。その神秘的な姿に、人は魅了されてしまうに違いありません。
まとめ
本当に猫は、その場にいるだけで絵になると言うか、ダ・ヴィンチが言うように完璧な美しさを持っているような気がします。動く芸術品と言うところでしょうか?
更に動きも仕草もかわいいですから、すご過ぎます。猫の魅力は止まることを知りませんね。
これからも飼い主は猫に魅了され続けて、幸せに暮らしていくのでしょう!