猫は「まばたき」をあまりしないのは何故!?知らなった猫の豆知識!

猫は「まばたき」をあまりしないのは何故!?知らなった猫の豆知識!

皆さんは愛猫の「まばたき」を見たことがありますか?猫はまばたきの回数がとても少ないのでジッと見ていないとなかなか見ることができません。では、そんなまばたきが少ない理由や意味はどのようなことが考えられるのでしょうか。今回は「猫のまばたきが少ない理由は?その意味や病気は?」についてご紹介させていただきます。

猫はまばたきをしているの?

猫の目アップ

猫は、まばたきをしているのでしょうか。
猫は、普段見つめていても、なかなかまばたきを見ることはできませんよね。
猫を飼っていても、なかなか見ることができないのですが、猫はまばたきをしています。

しかし、「1分間に約3回」くらいしかまばたきをしないので、なかなか見ることができません。猫は動物の中でもまばたきが少なく、反対に人間は多いと言われているんです。

猫のまばたきが平均回数よりも多い傾向にあれば、

  • 角膜炎
  • 結膜炎

これらのような病気の可能性もあるので注意が必要です。

猫のまばたきが少ない理由は?

目を閉じている茶トラ

猫のまばたきが少ない理由は、どのようなことが考えられるのでしょうか。
猫は動物の中でもまばたきが少ないのですが、「目が乾かないの?」「痛くないの?」と気になりますよね。

では、猫のまばたきが少ない理由は、どのようなことが考えられるのでしょうか。
いくつかご紹介させていただきます。

1.涙の量が多いから

猫は人間よりも、「涙の量が多いから」という理由によってまばたきが少ないと言われています。猫の持っている瞬膜の涙腺は、「涙全体の30~50%」を生産しています。

ですので、目が乾くようなことはなく、まばたきをするだけで表面がしばらく潤います。

2.視力が弱いから

動物は視力が弱いほどまばたきが少ないと言われています。
猫や犬は人間よりもまばたきが少なく、視力も人間よりも弱いです。

人間の目は物を見たときにピントを合わせて調節をする働きをするので、まばたきを多くしますが猫は視力が弱く、ピント調節も少ないので、これを必要としないのです。

3.第三眼瞼があるから

猫は、「第三眼瞼」があるので、まばたきが少ないと言われています。
人間を含む霊長類は、第三眼瞼が退化したために、ありませんが猫は保有をしています。

第三眼瞼とは、猫の目頭あたりから出てくる瞼のような白い薄い膜を言います。
第三眼瞼はまばたきをするときに、同時に横向きに動くので、人間が見ることはなかなかできません。

そして、この第三眼瞼がまばたきの代わりになるので

  • ほこりなどから目を保護する
  • ほこりなどの異物を目尻へと押し出す
  • 水分の蒸発を防ぐ油分を目になじませる

働きがあります。これらのような働きがあることによって、猫は目が乾くこともなく、まばたきが少なくなります。

猫のまばたきは何のため?

まばたきをする猫アップ

猫のまばたきは、何のための役割があるのでしょうか。
猫のまばたきは元々少ないものの、1分間に3回程度はしていますよね。
では、猫のまばたきは何のためなのでしょうか。役割をいくつかご紹介させていただきます。

1.ピント調節をするため

猫は人間よりも視力が弱いものの、ピント調節を全くしていないわけではありません。
まばたきをすると、瞬膜に目が一度、覆われるので全体が潤う役割があります。

2.目を保護するため

猫も人間と同様に、ほこりなどの異物が目に入ってしまいます。
そのときにまばたきをすると、瞬膜が異物を目尻へと押し出す働きがあるので、目を保護してくれます。

3.愛情表現をしている

飼い主が猫を見たときに、ゆっくりとまばたきをすることありませんか?
猫は言葉を話すことはできませんが、飼い主を見つめてゆっくりとまばたきをするのは、「愛情表現をしている」と言われています。
反対に飼い主が猫を見て、ゆっくりまばたきをしたときに、返してくれることもあるそうですよ。

4.返事をしている

猫に声をかけたときや、名前を呼んだときに、まばたきをするときは「返事をしている」ということがあります。猫のまばたきは言葉の代わりや、挨拶の代わりでもあるんですね。

まとめ

大きな瞳で上を見上げる猫

猫のまばたきは非常に少なく、1分間に3回程度しかしていません。
猫は緊張していてもまばたきが多くなるのですが、

  • 目を保護する
  • ピントを調節する

これらのような働きがあります。
自宅にいてまばたきをあまり見ることがないのであれば、リラックスをしてるという証拠でしょう。

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