人のあくびは猫にうつる?
猫にもうつる?
寝起きにあくびをするのは、睡眠中に不足した酸素を脳に取り込むと言う意味があります。
あくびをする理由は、他にもありますがあくびは、人から人、人から犬にはうつると言われています。では、人から猫にあくびはうつるのでしょうか?
あくびは、うつりやすい体質の人もいればそうでない人もいるのです。猫にも、あくびのうつる猫とうつらない猫がいるようです。
あくびが出るのはこんなとき
- 寝起き
- 眠いとき、過度に疲れているとき
- 退屈なとき
- 緊張したとき
猫があくびをするのはこんなとき
- 寝起き
- 不満があるとき
- 叱られたとき
- リラックスしたいとき
あくびがうつるのは共感しているから
あくびをするつもりがなくても、自然にうつるのは相手に共感しているからだと言います。
人間は共感能力に関係する前頭葉が発達しているので、相手のあくびを見ると「相手に感情移入」することで、刺激を受けてあくびがうつると言われています。つまり、相手に共感する気持ちがなければあくびはうつらないと言います。
猫にも共感能力がある?
では、人から猫にうつるのも共感なのか?と思いますよね。確実なことは実証されていませんが、可能性はあるということです。
あくびは、知らない人より飼い主からうつる、親密な人からしかうつらないとも言われています。あくびが人から猫にうつるのは、猫が飼い主への共感能力と信頼関係が関係していると思います。
猫同士もうつる?
人から猫にうつるよりも猫から猫にうつる方が多いかも知れません。
猫同士にも、常に行動を共にしている方がうつるようです。一匹があくびをしてつられてあくびをするのをよく見ます。その後舌をぺろぺろと出すこともありますね。あくびをし合う様子は、猫同士なにかのサインを出しているのかも知れませんね。
猫と飼い主の信頼関係
人からあくびがうつる猫がいることから、猫も相手を共感することができる、飼い主さんへの愛情のしるしです。飼い主さんのあくびがうつる愛情表現で信頼関係を見てみましょう。
- 飼い主さんにスリスリしてくる
- 寝るときにくっ付いて寝る
- 飼い主さんの手や足を舐める
- 飼い主さんの前でお腹を見せる
- 話しかけるとまばたきをする
- 飼い主さんを見つめてくる
- 飼い主さんの後をついてくる
などをしてくるのは、深い信頼関係だと言えます。距離が近ければ近いほど、安心·安全·信頼を表しているのです。
信頼関係の築き方
猫との信頼関係は、甘やかすことだけではなくお互いの意思の疎通から生まれると思います。おねだりしてきたら、簡単に食べ物を与えるのではなく、トレーニングをして意思の疎通をしていきます。
与える側も、簡単には与えないで猫が考えて食べられるシステムにするのです。例えば、脳トレグッズにフードを入れて与えると、猫も簡単には食べられないことがわかります。
「食べるためにこうすればよいのか」と考え、成功する喜びや楽しさが刺激になります。上手く食べられたときに、飼い主さんは褒めることでスキンシップと絆が深まります。
褒める、遊ぶ、体に触れる、撫でる、といった普段の生活のお世話だけではなく、スキンシップをとるために大事なことはあるのです。
まとめ
人からのあくびが猫にうつることについて書きました。全ての猫には見られなくても、猫が人に信頼関係を持っていれば、うつることがあると言うことですね。もし、あくびをして猫がつられたら「心を開いてくれているのだな」と喜びましょう。
人が眠いときにあくびをして、目を覚まさせる効果があると言いますが、猫にもあくびは感情を表現したり、体調を整えたりするサインにもなるので、あくびをするときに邪魔をしてはいけないのです。
人から人、人から猫、猫から猫のあくびを見たら、協調性のある優しい心をもっていると言うことだと思います。
男性 匿名