猫が家の中をウロウロする理由3つ

猫が家の中をウロウロする理由3つ

猫ちゃんが普段よりも家の中をウロウロしているときはないでしょうか。どうしてそのような行動をとるのか考えられる可能性をまとめてみました。

ウロウロの理由

家の中を歩く猫の後ろ姿

元々猫ちゃんは家の中を歩く生き物です。それは猫ちゃんには「縄張り意識」というものがあり、それぞれの猫ちゃんが独自のテリトリーを持っているのです。そこでは自分以外の猫ちゃんや、見知らぬものが入ってきていないかとチェックするためにパトロールをしています。

また、自分の匂いをつけることで安心しようともしているのです。しかし、縄張り内に何か不都合なことがあるとストレスを感じてしまい、パトロールではなく家の中をウロウロしてしまうのです。考えられる理由や可能性を挙げていきます。

1. 引っ越しや模様替え

段ボール箱の中から顔をだす猫

最近、お部屋の模様替えや引っ越しなどはしていないでしょうか。猫ちゃんは環境の変化に敏感な生き物です。飼い主さんにとってはちょっと変えただけでも、猫ちゃんにとっては大きな変化となるのです。

特に引っ越しに関しては慣れるまでは、猫ちゃんも落ち着かずにウロウロとずっと歩き回る子もいます。その場合、なるべく飼い主さんは以前から使っていた毛布やベッド、おもちゃなどをそばに置いてあげて愛猫を落ち着かせるように配慮しましょう。

2. 認知症

じっと見上げる猫の顔アップ

ストレスではなく、病気のせいで部屋の中をウロウロしている可能性があります。近年は猫ちゃんの寿命も長くなっており、それに伴い多くの病気も増えています。その一つが認知症です。

ウロウロと歩き回る他に、夜鳴きや寝る時間帯が変わってしまったり、物事に興味をなくしてしまったりするような状態が見られます。その他、体に痛みや神経痛などが見られて違和感を抱いてしまい、彷徨ってしまうのです。動物病院で診てもらうのはもちろん、家でのケアも重要な要素と言われています。

3. 新入りの猫が来た

ジャレ合う二匹の子猫

新たに新入りの猫ちゃんを迎えたときに、先住猫にはストレスがかかります。今まで当たり前にやっていた食事やトイレなども、まだよく知らない猫ちゃんを警戒しながらやらなくてはいけなくなるからです。

時間の経過とともに慣れていくことも多いですが、それまではなるべく新入りの猫ちゃんはケージの中で暮らして、徐々に匂いなどに慣れてもらう方針がうまくいきます。お気に入りの場所が奪われたりすると先住猫はがっかりしてしまいます。そのストレスによって家の中をウロウロしてしまうのです。

新入りの猫ちゃんを迎えることのほかに、窓の外を見ていて知らない猫ちゃんがいたとしても警戒します。それはそれでストレスとなってしまいますので、原因を見つけたらなるべく気をそらしたり、取り除いたりすることによって愛猫はもっと安心してくれるでしょう。

まとめ

さくら

不安な気持ちからウロウロすることが多いようです。不安の原因となっているものを冷静に見つけて、飼い主さんがなるべくそれを防いだり、配慮したりするようにしましょう。

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