犬と猫の体の違い3つ

犬と猫の体の違い3つ

古くからパートナーとして人間と仲の良い犬と猫。そんな犬猫それぞれの外見を見て「体のつくりが似ている」といった印象をもつ人はたくさんいるのではないでしょうか?しかし、実際には体のつくりが大きく異なるようです。今回は犬と猫の体の違いについてお伝えしていきます。

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1.歯の形が違う

子犬の口の中を覗く猫

犬の歯

犬と猫は見た目が全然違うけれど、「どこか似た動物に感じる」そう感じている人は数多くいることでしょう。ですが、実際に体のつくりを調べてみると異なる部分がたくさんあり、改めて違う生き物なんだなということが分かると思います。

例えば『歯のつくり』です。犬は人間よりも歯が尖っていますが全体的に丸みを帯びています。犬は本来肉食動物となるのですが、大昔から人間と暮らしているうちに少しずつ、雑食性の強い肉食動物へと変化していきました。

おそらく、歯が尖りすぎていると野菜や穀物を食べにくいので、尖りながらも丸みを帯びた歯に変化していったのかもしれませんね。ちなみに犬は野菜を消化しやすくするために猫よりも腸が長いそうですよ。

猫の歯

一方、猫は肉食性の強い動物となるので全体的に歯が鋭く尖っています。猫は一発で獲物をしとめる狩りのスタイルを得意としており、一噛みで致命傷を与えられる鋭い歯は、狩りの成功率をUPさせるためにかかせないものといえるでしょう。

くわえて、尖った歯は肉をかみ切るためときにもとても役立つ道具となるのです。猫は犬よりも臼歯(奥歯)が少ないのですが、これは猫が肉を丁度いいサイズに噛み切ったあとに、丸飲みすることが多いからだそうですよ。

2.爪の違い

前足を合わせようとしている犬と猫

犬の爪

犬は大昔から走りながら狩りをしたり生活したりしていたため、地面をシッカリ踏みしめられるように太くてずっしりとした丈夫な爪を持っています。また、爪が伸びても先が尖らないという特徴があります。

猫の爪

猫の爪は犬の爪と比べると薄くて尖っています。爪を切って先っぽを丸くしても、少し日が経てばすぐに先端が尖ってしまうので、愛猫と遊ぶといつも腕に引っかき傷がたくさんできる。そんな経験をもつ飼い主はたくさんいるのではないでしょうか?

また、猫の爪は出し入れができるという特徴もあります。この機能は狩りをするとき獲物に気づかれないようにするためにとても役立ちます。

例えば、爪をしまって歩くと足音を消しやすくなるので獲物に気づかれにくく至近距離まで近づけます。そして、狩りをするときには爪を出して思いっきり獲物の体に食い込ませることで仕留めやすくできるのです。こうしてみると猫の体ってとても狩りをしやすい構造をしていますね。

3.舌の構造が違う

舌を出す犬と猫

犬の舌は滑らか

犬と猫は舌のつくりが大きく異なります。犬の舌は人間の舌と同じように滑らかな作りをしています。水を飲む時はすくうようにしながらペロペロと舌を使います。

昔から走ることが多かった犬は消費した水分を効率よく飲むために水を飲みやすい舌をしているのでしょう。ガブガブ水を飲む姿はとても可愛いですよね。

猫の舌はザラザラ

猫の舌には『糸状乳頭(しじょうにゅうとう)』という小さなトゲがたくさんあり、とてもザラザラしています。このザラザラな舌にはいくつかの役割があります。

例えば、ザラザラな舌はブラシの代わりになるので毛づくろいをしやすくなります。ざらつきのある舌を使うことで、骨付き肉からお肉を引きはがしやすくなるともいえるでしょう。

また、毛づくろいをしたときに糸状乳頭についた唾液を細かく毛に付着させることで、暑い日には付着した唾液が蒸発し、気化熱によって体温を下げる効果もあるそうですよ。

まとめ

寝そべる犬と猫

今回は犬と猫の体の違いを3つご紹介しました。犬と猫はそれぞれ自分の生き方に適した体のつくりをしているといえます。同じ肉食動物でも狩りや生活のスタイルが違うと体のつくりが大きく異なるって、なんだか面白いですね。体の違い以外にも習性や五感などもそれぞれ違いますので、調べてみると楽しいと思いますよ。

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