猫を長生きさせる秘訣10選

猫を長生きさせる秘訣10選

家猫の寿命は12〜16年くらいだと言われていますが、できれば大切な家族とはずっと一緒にいたいものですよね。では、愛猫を少しでも健康に長生きさせてあげるにはどのようにすれば良いのでしょうか?その秘訣についてご紹介させていただきます。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

愛猫を長生きさせるにはどうすれば良い?

伸びをする猫

大切な愛猫と過ごすのであればなるべく長い年月を一緒に、そして健康的に過ごしたいですよね。

では、猫を少しでも長寿にするにはどのようにすれば良いのでしょうか。
その秘訣についてご紹介させていただきます。

1.スキンシップをとろう

飼い主と仲良くする猫

猫はお世話をいつもしてくれて一緒に過ごしてくれる飼い主さんのことが大好きです。
そんな飼い主さんにスキンシップをとってもらえれば、リラックスをしてストレスの発散にもなるでしょう。
また、もし病気などによって体に異変があったときスキンシップを通して早期発見をできることもあります。
日頃から「どこも痛そうじゃないかな?」「今日もご機嫌かな?」と考えながらコミュニケーションをとってみてくださいね。

2.定期検査を受ける

医者と猫

猫も、人間のように「現在健康かどうか」ということを血液検査などで調べることができます。
成猫期を過ぎ、ある程度の年齢になってきたら定期的に検査を受けることをおすすめします。
定期検査を受けておけば、いざというときにも病院慣れをしてくれていますし、もしも病気があっても早期発見早期治療をすることができます。6歳頃までは最低年に1回、6歳を過ぎた中年齢頃から年に2回以上受けると良いと思います。

3.適度な運動をさせる

おもちゃで遊ぶ猫

猫は飼い主さんとネズミや猫じゃらし、ボールなどのおもちゃで遊んでもらえることが大好きです。
猫はもともと狩猟動物ですから、おもちゃで遊んでもらえると狩猟本能を満たすことにもなりストレス発散になります。
また体を動かせば体の健康を維持することにもつながります。
猫ちゃんの性格や体調、生活リズムに合わせ1回「10〜15分くらい」を目安に遊んであげてくださいね。1日に何回遊べるかは、猫ちゃんと飼い主さん両方の都合によって様々でしょう。

4.餌や水は衛生的に

餌を食べる子猫

猫は人間が思っている以上に神経質な生き物です。
例えば餌のお皿がそのままであったり、長時間同じ餌が入ったままになっているなどするとお腹が空いていても食べなくなり元気がなくなってしまうこともあります。
また水もいつも新鮮なものを入れて複数ヶ所設置してあげなくては自分からきちんと水を飲んでくれなくなってしまうこともあります。好きな水の温度も、猫によって様々です。流れのあるお水しか飲まない猫ちゃんもいます。
健康で元気に暮らしてほしければ、いつも猫の気持ちを考えて準備をしてあげるようにしましょう。

5.トイレはキレイに保とう

トイレと猫

猫は前述の通り神経質なこともある生き物ですから、トイレもいつもキレイに保っておかなくてはいけません。
もし汚れたまま長時間放置していたりするとトイレをしたくても我慢するようになってしまい、膀胱炎などの病気になってしまうこともあります。
いつも過ごしやすい生活環境を整えてあげることが長生きの秘訣でしょう。

6.年齢にあった食事を摂らせてあげよう

食事する猫

猫は子猫用や成猫用、シニア期の老猫用など年齢によってキャットフードが分類されています。
それぞれの年齢れに合った栄養構成になっていますので、きちんと表示を見てから猫ちゃんに年齢や生活環境に合ったものを購入することが大切です。
またドライフードも良いのですが、ウェットフードであれば食事からも水分を摂ることができるので、積極的に水分を摂取させたい場合に取り入れてあげることがおすすめです。

7.居場所を確保してあげる

隠れる猫

猫はもともと単独行動を好みますから、時には一匹になるパーソナルスペースも必要です。
それなのにいつも騒がしい環境で自分だけの空間がない状況であればストレスになってしまうこともあります。
そのようなことがないようにするためにはキャットハウスやキャットタワーなどのパーソナルスペースを確保してあげるようにし、部屋はなるべく静かで落ち着ける空間を作ってあげるようにしましょう。

8.部屋はキレイに掃除しよう

こちらを見上げる猫

アレルギー体質の猫ちゃんであれば、たまったハウスダストや花粉などのアレルゲンによってアレルギー症状が強くなってしまったりすることもありますのでいつも清潔に整理整頓された部屋を保ってあげるようにしましょう。

9.温度は適度に

エアコンと猫

夏はエアコンで涼しくしたり、冬は暖房をつけて暖かくするなど温度調節はされているかと思いますが飼い主さんの基準になってしまっていませんか?
夏場に温度を下げすぎてしまうと体調不良になってしまうこともあります。
猫が快適で過ごしやすいと感じる温度は25〜28度くらいですが、夏にエアコンをつけている時には、もぐれる布団や日のあたる場所など、猫が涼し過ぎると感じた場合に温まれるような場所も用意してあげてくださいね。
また飼い主さんが出かけるときであっても適温が保てるようにしてあげてくださいね。

10.怪我に気をつけよう

おもちゃで遊ぶ猫

自宅だから安全だと思ってしまいがちですが、猫も転落によって打撲や骨折をしてしまうこともあります。
日頃から猫が安全に過ごせているかどうか確認をしたり、特に窓などのロックやぶつかったときに怪我をしてしまうような家具はないかなどチェックをするようにしてみてください。

まとめ

外で抱っこされる猫

猫の寿命を少しでも長くし、健康的に過ごして欲しければ飼い主さんが猫の気持ちを日頃から考えた行動をすることが一番大切です。
特に猫がストレスなく快適に過ごせる生活環境が整っているかということを今回の秘訣を参考に確認してみてくださいね。

監修獣医師による補足

ここで説明されているように若い頃から定期健診に通うことには多くのメリットがありますが、その際にはぜひ、必要な予防についても獣医師と相談して下さい。それぞれの猫の体調と生活環境に合わせたワクチンプログラム、駆虫、フィラリア予防の実施も、猫ちゃんの健康と長寿につながります。

獣医師:木下明紀子

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