長寿な猫が持つ6つの特徴

長寿な猫が持つ6つの特徴

長寿な猫が持つ6つの特徴とは、どんなものなのでしょうか。現在では「ご長寿猫」と呼ばれる程、長生きな猫さんがたくさん居ます。長寿な猫が持つ特徴を参考にして、愛猫と世界最年長のご長寿猫を目指しましょう♪

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

長寿な猫が持つ特徴とは?

おばあさんと猫の写真
  • 長寿な猫は自由に暮らしている
  • 長寿な猫はよく眠り、ご飯をよく食べる
  • 長寿な猫は活発
  • 長寿な猫は普通体系を維持
  • 長寿な猫は室内飼い
  • 長寿な猫は信頼できるかかりつけ医がいる

長寿な猫が持つ特徴とは、どんなものがあるのでしょうか。ご長寿猫さん達の特徴について調べてみると、いくつかの共通点を見つけることができました。

長寿な猫達の共通点

長寿な猫に多い共通点それは、「猫らしく、自由に暮らしていること」「よく食べ、よく飲み、よく眠ること」「悪戯好きで活発であること」の3つです。

意外と簡単なように見える項目ばかりですよね。

長寿な猫が持つ特徴1.「猫らしく暮らす」

おねだりする猫の写真

長寿な猫は暮らしにストレスが無い

ご長寿猫と暮らす多くの飼い主さんが「長寿の秘訣」として語るのが、「猫が猫らしく、ストレスを抱えずに暮らすこと」です。これは、一見当たり前のように感じますが、意外と難しいことのように思います。

猫を長寿にするための生活環境

「猫って自由でしょ?」とつい思ってしまいそうですが、ご長寿猫の飼い主さんが言う「猫らしい暮らし」とは、猫が一緒に暮らす家族に振り回されず、猫らしいペースで生活するということです。

このお話しを聞いた時、確かに飼い主の外出や帰宅、食事の時間や就寝時間等、少なからず人間の生活ペースによって、愛猫が振り回されていることがあるのかもしれないと気付きました。

猫を長寿にするためには「生活のペースを合わせる」事が大事

確かに、一緒に生活する上でお互いのペースに合わせるというのは、人間と猫の間にも必要なことですよね。年齢を重ねることで、静かな場所を好むようになったり、若い頃のように動き回るのが億劫になったりするのは、人間も猫も同じです。

ご長寿猫として長生きしてもらう為にも、ストレスを抱えずに伸び伸びと暮らせるよう、些細な思いやりや、心遣いがとても大切ということですね。

長寿な猫が持つ特徴2. よく食べ、よく飲む

食事をする猫の写真

長寿な猫が持つ特徴の2つめは、「よく食べ、よく飲む」ことです。これは、人間においての長寿の秘訣としても挙げられることが多いですよね。やはり、食べるということは生きる上でとても重要なことです。

良質な食事をたくさん食べ、新鮮なお水をほどよく飲む。若い猫に負けない程の食欲を持つのも、ご長寿猫さんの特徴であるようです。

長寿の猫になるためには「腎臓の病気を予防する」

また、本来あまり積極的に水を飲まない習性を持つ猫は、腎臓に負担が掛かりやすく、尿路結石等の疾患にもかかりやすい為、水分補給に気を配ることも大切です。

水分補給は猫の長寿にとっても大切な事です、普段から水を飲む量や頻度を観察する事で、猫の長寿につながりますよ。

長寿な猫が持つ特徴3. よく遊ぶ

おもちゃで遊ぶ猫の写真

ご長寿猫さんの特徴3つめは、悪戯好きで活発であることです。猫も、年齢を重ねる毎に寝ている時間が増えたり、おもちゃに興味を示さなくなったりする場合があります。

しかし、ご長寿猫さんの場合は、若い猫にも負けない程悪戯好きで、活発に遊び回る子が多いようです。

長寿の猫の秘訣は骨と筋肉

活発に動き回ることで、骨や筋肉の衰えが緩やかになったり、食欲が増すこともあります。また、多頭飼いの場合に若い猫に触発されて、活発に動き回るご長寿猫さんも多いようです。若い者には負けていられない!と思うのかもしれませんね!(笑)

長寿な猫が持つ特徴4.体型を維持している

シャム猫

長寿な猫が持つ特徴4つめは、体型を維持しているということです。

猫の長寿の秘訣は肥満、痩せすぎにならない事

猫は高齢になると、運動量が減って肥満体型になったり、食事量が減ってやせ気味になったりする場合があります。しかし、ご長寿猫さんの多くは、太り気味でも痩せ気味でもない「普通体型」をしっかりキープしている子が多いようです。

長寿猫の為に知っておきたい適正体重

  • 一般的な成猫の体重:3kg~5kg
  • 大型猫の体重:4kg~8kg
  • 適正な体系:ウエストに適度なくびれ
  • 適正な体系:脂肪の下に骨を感じる事ができる

よく食べて、よく遊ぶことで愛猫にとっての「適正体重」を保つことで、様々な病気のリスクを軽減させる可能性もあります。ご長寿猫として長生きしてもらう為にも、日頃からしっかり体重管理をしておきたいですね。

長寿な猫が持つ特徴5.完全室内飼いの徹底

女性と猫の写真

長寿な猫で共通しているのは、完全室内飼いをされている事です。

20歳を超える長寿猫は室内飼いをされている

実際に、現在20歳を超えるご長寿猫さんの殆どが完全室内飼いで暮らしているようです。もちろん、家を自由に出入りする猫さんの中にも20歳を超えるご長寿猫さんも居るかもしれません。

猫の長寿が住環境によって変わるとは一概には言えませんが、基本的には、最も安全に、健康に長生きしてもらう為に、まず完全室内飼いの徹底が重要だと言えます。愛猫とご長寿を目指す為に、今一度生活環境を見直してみるのもいいかもしれませんね。

室内飼い、外飼い猫の平均寿命

  • 室内飼いの寿命 15.81歳
  • 外飼いの寿命 13.26歳

長寿の猫が多い完全室内飼いの場合の平均寿命が15.81歳であるのに対し、家の外に出る猫の場合は13.26歳と、約2年もの差があることが分かります。

やはり、家の外に出るということは様々な感染症や事故のリスクに加え、愛猫が食べているものや、排泄したものを全て把握することが難しい為、病気の発見が遅れ長寿に結びつきずらいという事になります。

長寿な猫が持つ特徴6.信頼できるかかりつけ医がいる

獣医師と猫の写真

長寿な猫が持つ特徴というよりは、長寿猫の飼い主さんの特徴とも言えるかもしれませんが、信頼できるかかりつけ医がいることが挙げられます。

長寿の猫の為には病気の早期発見が大切

いくら普段元気なご長寿猫さんでも加齢によって体調不良や、食欲不振に陥ってしまう場合もあります。

どんなに些細なことでも、飼い主さんが異変を感じた時点ですぐに相談できるかかりつけ医がいることで、早期発見に繋がり、早期治療ができるため長寿に繋がることが多いようです。

長寿の猫ギネス記録

長寿な猫でギネス世界記録に登録されている最年長の猫は、アメリカで暮らしていた「Creme Puff」というメス猫で、なんと38年3日の寿命を全うしたそうです。

残念ながら過去のデータを見ても、ギネス世界記録に認定されているご長寿猫さんは、アメリカ、オーストラリア、カナダ等、海外で暮らす猫ばかりで、日本で暮らすご長寿猫さんの名前は見当たりませんでした。

しかし、日本国内にも36年もの寿命を全うしたご長寿猫さんが居たというお話しを聞いたこともありますし、現在でも20歳を超えるご長寿猫さんが増えてきています。

猫の歳の取り方

母猫と子猫

猫の年齢は、1歳で人間でいう15歳、2年で24歳を迎えます。その後は、おおよそ人間の4倍の早さで年を重ねていくと考えられています。

猫の高齢期

一般的には7歳頃からをシニア期と呼び、中齢期(7歳~10歳頃)、高齢期(11歳~15歳頃)、超高齢期(16歳~20歳頃)に分けられます。

猫の平均寿命

猫の平均寿命は、完全室内飼いの場合15.81歳、家の外に出る猫の場合は、13.26歳とされていることから、18歳を超える猫さんは十分にご長寿と言えますね。

猫の年齢を人間の年齢に換算した時

  • 猫:11歳 人間:60歳(還暦)
  • 猫:15歳 人間:76歳(喜寿)
  • 猫:18歳 人間:88歳(米寿)
  • 猫:21歳 人間:100歳(百寿)

長寿な猫が持つ6つの特徴まとめ

眠る猫の写真

長寿な猫が持つ6つの特徴についてご紹介しました。

ちなみに、18歳を超えるご長寿猫さんは、公益財団法人動物愛護協会より、家庭のなかで適正に飼育されてきた証として名前入りの長寿表彰状が贈呈されるようです。

ご長寿猫さんが持つ特徴を参考にして、日本最高齢のご長寿猫さんを目指しましょう!

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