猫が長生きする『フードの与え方』とは?

猫が長生きする『フードの与え方』とは?

ペット医療の発達により、猫の寿命が伸びてきたとは言え、毎日の生活習慣に気をつけていなければ、猫が病気にかかる可能性は高くなってしまうでしょう。特に重要なのが、「フード」です。猫のフードの与え方によって、寿命に差が出てしまうでしょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1日の摂取カロリーを守る

餌を前にする猫

1日の摂取カロリーを超えないように、フードを与えるようにしましょう。とは言っても1日の猫のご飯の規定量には、これといった明確な答えはありません。猫の年齢や体格、運動量、気温やメタボの度合いなどによって異なるからです。

簡単な目安として、

  • 2.3kgの猫には30g~40g
  • 4.5kgの猫には45g~65g
  • 6.8kgの猫には65g~95g

を1日のフードの目安として覚えておきましょう。

しかし猫の1日のフードの量は結構難しいところです。1日何グラムと決めても、猫が食べないことがありますし、逆により食べたがることもあります。

その日によっても違いますので、適量は決めつつも猫の様子を見ながら微調整していくしかありません。猫のフードの量は、かかりつけ医に相談してみても良いでしょう。

栄養バランスのとれたフード

餌と猫

猫に長生きしてもらうには、なんと言っても栄養バランスのとれたフードが大切です。どんなに適量を守っていても、栄養が偏っていては猫が必要な栄養がとれないばかりか、肥満の原因にもなりかねません。

猫のフードにはいくつか種類がありますが、必ず「総合栄養食」と表示があるフードを与えるようにしましょう。一般食やおやつは栄養バランスが良いとは言えませんので、ほどほどに。

一般食やおやつを与えた時は、その分のカロリーを総合栄養食から差し引いて、与えるようにします。一般食やおやつは1日に必要なカロリーの10%以内に納めましょう。

猫の年齢や体調に合わせる

餌を食べる猫

猫の年齢や体調に合わせてフードを選ぶのもとても重要。年齢に応じて、必要な栄養が変わってくるので、子猫には子猫用フード、成猫には成猫用、シニア猫にはシニア猫用のフードを与えるようにしましょう。

また、猫が肥満や病気になった時などは、それに応じた療法食を与える場合も。療法食は必ず、獣医師の指示があってから与えるようにします。

飼い主さんの判断で与えてしまうと、栄養バランスが偏ってしまうこともありますので、獣医師の診断を受けてから与えるようにしましょう。

おやつはほどほどに

おやつを食べる猫

猫のおやつは嗜好性を高めているので、与えると猫が喜びます。ですが、おやつは栄養バランスが整っているとはいいがたくあくまでも嗜好食品です。

猫がいくらおやつをおねだりしてきても、1日の摂取カロリーの10%を超えないように気をつけましょう。おやつを与えた時は、その分のカロリーをフードから引くこともお忘れなく。

食器にも気を使おう

食器と猫

猫の食器、どんな素材のものを使っていますか?猫用に売られている食器は結構高いので、百均のお皿を使っている場合もあるのではないでしょうか?

ただ、プラスチック製の食器はキズが付きやすく、雑菌が繁殖する温床になります。雑菌ウジャウジャの食器から猫がご飯を食べたら…。ちょっと想像したくないですね。

できれば、猫の食器は陶器製やステンレス製など、キズが付きにくいものにしてあげましょう。衛生的な面から考えると、プラスチック製の食器は避けるのがベストです。

まとめ

餌を食べる猫

猫のフードの量は難しいところがありますが、かかりつけ医にも相談しつつ、適量を見つけてあげましょう。

猫の体に合ったフードを与えることも大事ですね。猫に少しでも長生きして貰うためにできることはしていきたいですね!

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