猫のマダニを駆除する薬の選び方、おすすめ商品5選!

猫のマダニを駆除する薬の選び方、おすすめ商品5選!

皆さんは愛猫のマダニ対策にどのような薬を使っていますか?ノミやマダニの寄生虫駆除や予防は外飼い猫だけでなく室内飼いの猫達にも大切なケアとされています。しかし、「猫のマダニを駆除する薬って色々な種類があるけど…どれが一番良いの?」そう悩まれる飼い主の方もいらっしゃると思います。今回は、そんな悩みを解決する猫のマダニを駆除する薬の選び方、おすすめ商品5選!をご紹介します。ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫のマダニを駆除する薬の選び方

聴診器と犬と猫
  • 猫のマダニの薬の選び方1:薬のタイプから選ぶ
  • 猫のマダニの薬の選び方2:動物病院でも使われているものが安心
  • 猫のマダニの薬の選び方3:皮膚が弱い猫や多頭飼いでは錠剤(経口薬)を選ぶ

猫のマダニを駆除する薬の選び方のポイントは以上の3つです。では、それぞれ詳しく見ていきましょう!

猫のマダニを駆除する薬の選び方1:薬のタイプから選ぶ

看護婦姿の猫

猫のマダニを駆除する薬の選び方には「薬のタイプから選ぶ」という選び方がおすすめです。現在では様々なタイプが販売されており、猫のマダニを駆除する薬にも以下のような種類があります。

  • スポットオンタイプ(皮膚につけるタイプ)
  • 錠剤(薬を飲ませるタイプ)
  • チュアブルタイプ(おやつ感覚の薬タイプ)
  • スプレータイプ(毛並みに吹きかけるスプレータイプ)

この他にも首輪タイプや薬用シャンプーというものもありますが、猫のマダニを駆除する薬として効果が発揮されるのは主に上記のタイプです。飼い主の方は猫のマダニを駆除する薬のタイプから猫に合うものを探してあげるといいでしょう。

また、選んだ猫のマダニを駆除する薬が合うのであれば同じものを使い続ける方が一番おすすめです。

猫のマダニを駆除する薬の選び方2:動物病院でも使われているものが安心

マダニを駆除しに来た猫

確実な効果を考慮した場合、市販のマダニを駆除する薬よりも動物病院でも使われているものが安心できます。市販のマダニを駆除する薬は比較的にお手頃価格で販売されていますが、病院で使用されているものより成分が弱く効き目が薄いというデメリットがあります。

猫のマダニを駆除する薬として使用するのであれば勿論、確実な効果が見られるものを使いたいですね。そして猫のマダニを駆除する薬に含まれる成分の安全面を考えて動物病院でも使われているものが安心と言えるでしょう。

猫のマダニを駆除する薬の選び方3:皮膚が弱い猫や多頭飼いでは錠剤(経口薬)を選ぶ

カルテを見ている猫

猫のマダニを駆除する薬として主流になっているのが「スポットオンタイプ」ですね。スポットオンタイプの液体を猫の首の後ろに落としてマダニを駆除するというものですが皮膚に浸透する薬なので皮膚の弱い猫にはおすすめできません。

また多頭飼いの場合では、猫達がお互いを舐め合って付けた薬がそのまま口に入ることもあります。このため、皮膚が弱い猫や多頭飼いでは錠剤(経口薬)を選ぶということも大切な選び方のポイントです。

猫にマダニの薬を投与する時の注意点

マダニを駆除した猫

飼い主の方が猫のマダニを駆除する薬を使用する上での注意点とは何でしょうか?猫達の健康を維持するためにも飼い主の方が気を付けるべき猫にマダニの薬を投与する時の注意点について知っておくことが大切ですね。

ここで、猫にマダニの薬を投与する時の注意点を一つご紹介します。

スポットオンタイプは猫が舐めない場所に

現在、主流になっている猫のマダニを駆除する薬であるスポットオンタイプの最大のデメリットが猫達が毛繕いの際に薬を舐めてしまいやすいということです。

勿論、マダニを駆除する…という効果がある薬なので口に入れて全く問題がないということはありません。猫の体に悪影響を与えることはありますのでスポットオンタイプは猫が舐めない場所、特に首の後ろ(頭が回っても舐められない上の方)に付けるのがおすすめです。

多頭飼いの場合だと、気を付けていてもお互いが舐め合ってしまうのでスポットオンタイプはあまりおすすめできません。安全面を考慮して錠剤(経口薬)を選ぶということも必要になります。

猫にマダニの薬を投与して副作用はある?

具合の悪い猫

猫のマダニを駆除する薬を使用する上で飼い主の方が気になるのが猫のマダニを駆除する薬が引き起こす副作用の問題です。ここで、猫のマダニを駆除する薬の副作用について見ていきましょう。

猫のマダニを駆除する薬には副作用があります

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲不振

猫のマダニを駆除する薬を使用した際の副作用として多く報告されているのが「嘔吐、下痢、食欲不振」という副作用です。これは猫達が毛繕いで猫のマダニを駆除する薬(スポットオンタイプ)を舐めてしまった場合や錠剤タイプが体に合わなかったなどの原因が考えられます。

また、猫達の体調や病気の状態によっては猫のマダニを駆除する薬により死亡するケースも稀にあります。猫のマダニを駆除する薬には昆虫など作用する殺虫成分やアルコールが含まれています。

このため猫達の体に全く問題ないと言いきれない成分も含まれています。ですが、副作用が現れるのは使用した全ての猫ではないため猫の体質やその日の体調にも影響しているのではないかと考えられています。

勿論、猫のマダニを駆除する薬は付ける方が飼い主の方や猫達を寄生虫の危険から守ることができますので猫のマダニを駆除する薬の副作用という問題に関して最終的には、使用する際は飼い主の方が、猫の体調が万全であるかどうか、確認してから使用するのを判断してあげるのが好ましいとされています。

猫のマダニを駆除する薬のおすすめ商品5選

投薬される猫

市販にあるものから病院でも販売されている猫のマダニを駆除する薬のおすすめ商品5選をご紹介します。猫のマダニを駆除する薬を購入する際のご参考にしてみてくださいね。

1:レボリューション

商品名:レボリューション猫用
内容量:0.75ml 3ピペット入り 3.980円
製造メーカー:ゾエティスジャパン(原産国:日本)

猫のマダニを駆除する薬として有名な「レボリューション」はスポットオンタイプの猫のマダニを駆除する薬です。通販や市販で購入可能なレボリューションは、1本でフィラリア予防やノミやマダニ駆除、また体内の寄生虫である回虫や鉤虫、ミミヒセンマダニの感染を有効成分のセラメクチンで防ぎます。セラメクチンは哺乳類に対して安全性の高い成分と言われています。

しかし、マダニへの効果が弱いというデメリットもあります。猫のマダニまで確実に駆除をしたい場合は他の商品を選ぶことが必要になります。

2:キャティーマン (CattyMan) 薬用ペッツテクト+ 猫用 3本入

キャティーマン薬用ペッツテクト+ 猫用 3本入
854円(税込)

商品情報
・月1回の使用
・1本で約1ヶ月ペットを守る
・自宅で使えるスポット薬

猫のノミやマダニを駆除する効果を追求したキャティーマン (CattyMan) 薬用ペッツテクトは、効果を強化したdl・d-T80-アレスリンが配合された「スポットオンタイプ」の猫のマダニを駆除する薬です。

低価格で、通販や市販で購入可能なキャティーマン (CattyMan) 薬用ペッツテクトは猫のノミやマダニを駆除する効果も十分にあるのですが、付けたところの毛が抜けてしまうという副作用が稀に見られるますので注意が必要です。

飼い主の方は使用する際は最初のうちは猫の様子を見ながら使用するのがおすすめです。万が一、猫に異常や問題が見られた場合はすぐに使用をやめて獣医師の方と相談しながら別の物を選ぶようにしましょう。

次に、病院で処方される猫のマダニを駆除する薬をご紹介していきます。

3:ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスジャパン フロントライン プラス キャット 6ピペット (動物用医薬品)

フロントライン プラス キャット
4,200円(税込)

商品情報
・ノミ、マダニ及びハジラミの駆除
・ノミ卵の孵化阻害
・ノミ幼虫の変態阻害によるノミ寄生予防
・8週齢以上の猫用
・皮膚上の1部位にピペット全量を滴下

病院で処方される猫のマダニを駆除する薬の中でも使用率が最も高いスポットオンタイプの「猫用フロントラインプラス」は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。猫用フロントラインプラスに含まれるフィプロニルという成分には高い駆除効果があり、猫に付くノミの成虫だけでなく卵まで駆除してくれます。

通販でも購入可能で、ノミやマダニを確実に取り除きたいという飼い主の方にはおすすめできる猫のマダニを駆除する薬と言えます。ですが、それだけ効果が強いので猫が元気な時に使用することを心掛けてあげましょう。

4:アドバンテージプラス 猫用

アドバンテージプラス 猫用
1,600円(税込)

商品情報
・容器の先端を皮膚に付けて滴下
・月1回、ノミの発生する時期に投与

病院で処方される猫のマダニを駆除する薬でもあるアドバンテージプラス 猫用は、ネオニコチノイド系成分で、昆虫のみに作用する比較的に安全なスポットタイプの猫のノミやマダニを駆除する薬です。

その効果は、ノミの成虫をすばやく駆除してくれるだけでなくIGR(昆虫制御剤)で、ノミの卵や幼虫の成長を防ぎ、室内環境でも総合的な寄生虫予防として効果を発揮してくれます。

またアドバンテージプラス 猫用は通販でも購入可能ですが、体重によってパッケージ商品が変わるので購入前に飼い猫の体重を測り、体重に合わせた商品を選んであげてくださいね。

5:犬猫用 フロントラインスプレー 250ml (動物用医薬品)

フロントラインスプレー
4,400円(税込)

商品情報
専用のスプレーポンプで被毛全体にスプレー

病院で処方される猫のマダニを駆除する薬でもある「犬猫用 フロントラインスプレー 250ml (動物用医薬品) 」は通販でも購入可能で、予防にも効果的です。実際に、マダニで大変なことになった時にも素早く役立ち、スポットオンタイプの成分と同じ「フィプロニル」の効果でノミの成虫だけでなく卵まで駆除してくれます。

使用法は、猫から約10~20cm離して使用してください。毛の付け根に向かって被毛全体にスプレーしますが出来る限り目や口、粘膜に入らないように注意してあげてくださいね。

体重1kg当たり3mlが基準量。毛の長さに応じて、6mlまで増量が可能です。

まとめ

マダニの駆除が終わった猫

今回は、猫のマダニを駆除する薬の選び方とおすすめ商品5選をご紹介しました。ご紹介した猫のマダニを駆除する薬は市販で買えるものや動物病院で処方されるおすすめ商品ですが、飼い主さんが初めて猫のマダニを駆除する薬の選ぶ際は動物病院で体重を測ってもらい飼い猫の体質や環境に合わせた薬を選んでもらうのが一番間違いがない選び方です。

今回、ご紹介した商品もご参考にして頂けると嬉しいですが、不安な場合はかかりつけの動物病院で猫達に合うものを見つけてあげてくださいね。

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