猫にとってキッチンが危険な理由
キッチンには食べ物や水、様々な調理道具などがあり、猫にとって、とても興味深い場所なのかもしれません。ですが、刃物や火など危険な物も多く、猫に有毒な成分を含んだ食べ物だってあります。
調理中キッチンに猫が近づいてきて危険な思いをした、という飼い主も多いのではないでしょうか。注意していないと猫だけではなく、家全体の被害に発展してしまう可能性もあるのです。
猫をキッチンに近づけないしつけ
猫はとても賢い動物です。例えば、キッチンに近寄ったら離れた場所まで猫を運ぶなど、しつけを根気よく繰り返すことで「キッチンに入ってはダメ」ということを学習してくれる猫もいます。
また、「ここに来ると嫌なことがある」と認識させることで猫をキッチンへ侵入させないようにすることも出来るのですが、その中でも以下の方法がよく知られています。
- スプレーで水をかける
- 手を叩く、猫の嫌いな音を出す
- 両面テープなどのベタベタしたものを使う
ただし、猫によっては効果がないことや、賢いゆえに「嫌なこと」という認識がなくなると再びキッチンに近づいてしまうこともあります。また、 猫の性格や住宅の環境によっては対策ができないことがありますが、
- 調理中はケージに入れる
- キッチンを囲ってしまう
- 猫専用の部屋を用意する
など、完全にキッチンから離してしまうという方法もあります。衛生面を考えてキッチンに猫を入れたくない場合にも有効です。
その他の猫の為のキッチン対策
猫に人間と同じ行動をさせるには限界があります。猫がキッチンに近づいてもできるだけ安全にしておくことで留守の時も安心です。
- コンロにはコンロカバーを使用する
- 食べ物、生ごみ、料理の入った鍋などは出しっぱなしにしない
- ニオイが残らないように掃除をする
- シンクの中に入れないようにワイヤーネットなどを利用する
- 収納を開けられないようにする
等の方法で、猫にとって安全なキッチンを目指しましょう。
まとめ
猫がキッチンに侵入しないようにする方法はいろいろありますが、興味以外に何か理由があるのかもしれません。例えば、水を飲みに来ている可能性があります。
猫用の飲み水の量や、器を確認してみましょう。また、ごはんが足りていないことも考えられますので、量や与え方の再確認をしてみる必要があります。
飼い主がいるときはキッチンに近づかなくても、飼い主が留守の時にはどんな行動をするのか分かりません。猫目線になって危険がないか確認してみましょう。
20代 女性 匿名
使わないときはコンロ周りはカバーなどをつけたり、猫ちゃんが口にしてしまうかもしれない物は徹底的にしまう&置かないなどして予防するか、キッチンに近づけないように工夫するしかありませんよね。
猫 キッチン 対策 と調べるとたくさんの人がキッチンに猫が近づく事への相談や解決法など書かれています。キッチンだけでなくこの部屋に入って欲しくないと言う場合でも使えるような防止グッズなどたくさん販売されてるようですから、そういった物を試してみるのも良さそうですね。
怪我や誤飲をしてしまってからは遅いですので、キッチンなど入るたびに霧吹きなどでここに入ると嫌な事があるよーと教えたり根気よく入ると出すの繰り返したり、一番安心なのは猫部屋やケージやサークルに入れる事ですけどね。
知人の猫ちゃんはたま〜に油断したときに、盗み食いをしちゃうそうでこの間は加熱用のアジを持って行ってしまったので取り上げるのに大変だった〜〜と言ってました。たまに盗み食いしたり気づいたらお皿に顔を近づけてのぞいていたり素早い猫ちゃんだと興味のある食べ物などスッと持っていけますし、扉だってあけちゃう猫もいます。扉の中に美味しいものがあると分かっているのかもしれないですね。扉にはチャイルドロックをつけるなどすると防げますよ。
女性 まるきりはれ
30代 女性 nanairo
我が家は、引っ越しを機に、キッチンのあるスペースに猫トイレを置く事になりました。
なので、今の家になってから自由にキッチンを行き来するようになりました。
我が家の猫は、さほど人間の食べ物に興味を示さないので(魚以外)、あまり危険視はしていなかったのですが、私が冷蔵庫へ向かった途端に火の点いているコンロへ登ったのです。
そして、やかんの方に顔を近づけてしまい、右のヒゲが少しクルクルになってしまいました。
引っ越しは初夏なので、火が点いてるコンロ自体はずっと見ていたはずなので、突然の出来事でこちらも心臓が止まる思い出した。
幸い、ヒゲがクルクルするだけで済んだのでよかったのですが、一歩間違えれば火傷の大惨事になる所でした。
同じスペース内にキッチンとトイレがあるので、キッチンに侵入させない、というのができない状況なので
アナログではありますが、コンロに乗ったり火が点いたものに興味を示す時に
安全である事を前提に、熱いんだという事
乗ったら怒られる、という事を学習してもらいました。
「熱い」という所に関しては、既に髭をチリチリさせたので、本人も理解しているようで
すぐに学習してくれました。
「乗ったらダメ」という所に関しては
手で遮る、ダメッ!ときつく言う。この2点で学習してくれました。
1ヶ月もかからなかったと思います。
興味があったり、そばに居たい時は
レンジの上に登り、にゃーにゃー言いながら
見下ろしています。
キッチンは、火だけでなく
刃物や食材など、猫に危険のある物の宝庫だと思います。
隔離をしたり、行けないようにするのも方法の一つかと思いますが
我が家のように、1K間取りのお宅ですと
なかなかそうもいかないと思うので
根気で共同生活を構築していった方が
躾の基盤になるのかな、と思います。